人気シリーズ第8弾 現代能楽集Ⅷ『道玄坂綺譚』

 世田谷パブリックシアターの芸術監督を務める野村萬斎が、古典の知恵と洗練を現代に還元すべく立ち上げた「現代能楽集」シリーズの第8弾。

 この企画は“古典”の物語である能を、“近代”、そして“現代”へと二重に解体・構築し現代の物語として甦らせようとするもの。

 今回はマキノノゾミが三島由紀夫の『近代能楽集』から『卒塔婆小町』『熊野』を土台とし新作『道玄坂綺譚』を書き下ろした。『卒塔婆小町』はかつて美貌を誇った老婆と若き詩人のお話。『熊野』は美女と大実業家のお話。

 物語の舞台は、東京のとある繁華街にあるネットカフェ。映画監督を志す従業員の若い男はここに長期滞在する年齢不詳の女に興味を抱く。また、ここでその日暮らしをする家出少女のもとには富豪の男が現れ、彼の薫陶を受け、少女は美しい女性へと生まれ変わっていくのだった――。

 現実と幻想が入れ子構造のように重なりながら進んでいき、観客をこの世界ではないどこかへといざなう幻想譚が繰り広げられる。
【日時】11月8日(日)~21日(土)(開演は8日16時、9・13・18・20日19時、10・12・14・15・17・19・21日14時。11・16日休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)【会場】世田谷パブリックシアター(三軒茶屋)【料金】全席指定 一般 S席7000円、A席(3階)5000 円/高校生以下:一般料金の半額(劇場チケットセンターのみ取扱、要年齢確認)【問い合わせ】世田谷パブリックシアターチケットセンター(TEL:03-5432-1515 [HP] http://setagaya-pt.jp/ )【作・演出】マキノノゾミ【企画・監修】野村萬斎【出演】平岡祐太、倉科カナ、眞島秀和、水田航生、根岸拓哉、富山えり子、粕谷吉洋、神農直隆、藤尾勘太郎、奥田達士、長江英和、一路真輝