12・1SB『GROUND ZERO TOKYO 2015』 RENAがRIZINと過酷な2連戦 

 今年30周年を迎えた立ち技格闘技シュートボクシング(SB)の年内最後の大会となる『~SHOOT BOXING 30th ANNIVERSARY ~GROUND ZERO TOKYO 2015』(12月1日、東京・後楽園TDCホール)のカード発表会見が10日行われた。

 年末のRIZINで総合格闘技デビューを果たす、SB世界女子フライ級王者のRENAがグレイシャア亜紀と対戦する。
 RENAは短期間で初挑戦のMMAを含む2連戦と過酷な12月となるが「厳しい2連戦になったが、今はぶっつぶれてもいいと思えている。こんなことは今まで思ったことはない。今後のことは正直、今は考えていません。グレイシャアさんは尊敬する選手で、そういう選手と拳を交えることができるのはありがたいことなんですが、ここは私のリングなので壁は軽く越えさせてもらいたいと思います」と語った。
 同じくRIZINに出場するアンディ・サワーも修斗世界ウェルター級王者の弘中邦佳と対戦。昨年11月にKOでサワーに敗れている弘中にとってはリベンジマッチ。「大どんでん返しをしてみせる。アンディは大晦日も出るみたいですが、できれば代わりに僕が出ようかな、という気持ちでいます。今回はシュートボクシングの戦い方でしっかり戦う。対策はしっかり立てているのでKOできると思っている。アンディにはMMA挑戦を断念させるくらいのつもりでやりたい」と話しており、サワーもRENA同様過酷な2連戦となる。
 SB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭は同級1位のザカリア・ゾウガリと対戦。昨年のS‐cup65kg世界トーナメント決勝では延長の末、レフェリーストップで勝利を収めている鈴木は「危険な選手。評価の高い選手ですが、2度戦っている僕が一番高く評価していると思っています。世界トップクラスの試合を繰り広げられるようにエキサイティングな試合をしたい。今回は判定までもっていかせるつもりは毛頭ない」と語った。

 SB東洋太平洋ウェルター級王者の宍戸大樹はDEEPの上迫博仁を、SB日本スーパーウェルター級王者の坂本優起は3年ぶりのSB参戦となる郷野聡寛を迎え撃つ。
 宍戸が「オーラのある選手。難しい試合となるが、培ってきた経験を生かして戦う。30周年記念の最後の興行なので、一番盛り上がる試合をしたい」と話せば、上迫も「スタミナもあって、根性もあって男らしい。対戦相手として申し分ない。僕も気持ちでぶつかっていい試合をしたい」と呼応。激しい試合が繰り広げられそうだ。
 一方、坂本vs郷野戦は、坂本が「(郷野は)ディフェンスのテクニックは優れているが、オフェンスに関しては2段くらい僕が上」と語れば、郷野は「昔のディフェンス感も戻っている。今年は6試合やってまともに食らった攻撃は1つもない。坂本選手は俺にまともに当てるのは無理。無傷で勝とうと思っています」と好対照なスタイル。予想困難な試合となりそうだ。

 SB女子バンタム級1位の高橋藍はこれまで3度戦い3連敗中の魅津希と対戦する。高橋は「3回目に負けた時は悔しいという気持ちも起きないくらい真っ白になったが、12月の試合が決まった時に、自分から“魅津希選手と対戦したい”と言えるようになった。それはシュートボクシングがただただ好きで、そんな私を多くの人が応援してくれていると思えたから。4度目の正直、4回目の奇跡をしっかり見せたい」と話した。

 今大会ではSBヘビー級王座決定トーナメントが開催されるのだが、現在、SB日本ヘビー級1位の南国超人、RISEヘビー級王者の清水賢吾、プロレスラーの佐藤光留の参加が決定。もう1名は調整中となっている。