絶望とか鬱屈の先に何が見える!? RooTS Vol.03 寺山修司生誕80年記念『書を捨てよ町へ出よう』

 東京芸術劇場では「アングラ演劇・小劇場演劇」の草創期である60〜70年代に発表された戯曲を、現在活躍する若手演出家が演出することによって新たな魅力を発見し、刺激的な作品を生み出そうという考えから「RooTS」というシリーズを展開している。

 過去にポツドールの三浦大輔がつかこうへいの『ストリッパー物語』、熊林弘高が清水邦夫の『狂人なおもて往生をとぐ』を手がけてきた。

 第3弾となる今回は、今年生誕80年を迎えた寺山修司の『書を捨てよ町へ出よう』にマームとジプシーの藤田貴大が挑む。

 これまで異ジャンルのクリエイターとともに作品を作ることの多い藤田だが、今回も第一線で活躍するさまざまなクリエイターが集結。なかでも小説『火花』で芥川賞を受賞した芸人の又吉直樹の映像出演は大きな話題を呼んでいる。

 同作は評論集、舞台、映画とそれぞれ別内容なのだが、今回は映画版をベースに、寺山を思わせるような人物を配した作りのものになる。注目の若手俳優・村上虹郎が初舞台にして主演を務める。
【日時】12月5日(土)〜27日(日)(開演は平日19時、土13時/18時、日13時。※木曜は14時の回あり。5日(土)と6日(日)は19時開演。23日(水)は13時開演。月曜休演。【会場】東京芸術劇場 シアターイースト(池袋)【料金】全席指定 一般前売4800円、一般当日5300円/65歳以上4300円、25歳以下3800円、高校生割引1000円(65歳以上、25歳以下、高校生割引チケットは、劇場ボックスオフィスにて前売のみ取扱い。枚数限定・要証明書)【問い合わせ】東京芸術劇場ボックスオフィス(TEL:0570‐010‐296=休館日を除く10〜19時[HP] http://www.geigeki.jp/ )【作】寺山修司【上演台本・演出】藤田貴大(マームとジプシー)【出演】村上虹郎、青柳いづみ、川崎ゆり子、斎藤章子、召田実子、吉田聡子、石井亮介、尾野島慎太朗、中島広隆、波佐谷聡、船津健太/山本達久(ドラマー)【映像出演】穂村弘(歌人)、又吉直樹(芸人)