演劇は常にチャレンジだ!!『あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語』ロロ

 東京芸術劇場の若い演劇人をピックアップし世の中に紹介していく試みである「芸劇eyes」。その番外編として2011年に開催された『20年安泰。』に参加したロロ。

 作・演出の三浦直之は青春期の「ボーイミーツガール」的な衝動を漫画・アニメ・小説・音楽・映画などジャンルを越えたカルチャーをパッチワークのように紡ぎ合わせる手法で物語化。汚れ切ったおっさんとかおばさんにはちょっと気恥ずかしいんじゃないかという気もさせたその世界観ではあったが、死や別れという逆方向の要素をうまく取り扱うことによって、最近ではそんな気恥かしさを感じさせない作品になっている。

 昨年の本公演『ハンサムな大悟』でも、それまでの作品のテーマ性はそのままに、ひとりの男性の誕生前から死後までをたどる“一代記”というスタイルを取るなど新しい試みにチャレンジ。第60回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネートされるなど、彼らの作品が着実に浸透していることをうかがわせた。

 今回は伊東沙保、西田夏奈子、古屋隆太といった個性の強い客演陣を迎え、語り継ぐことに焦点を当てた“不在の物語”を描き出す。
『あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語』ロロ>
【日時】5月20日(金)〜29日(日)(開演は19時。22・28日は14時の回あり。29日は14時の回のみ。23日休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)
【会場】東京芸術劇場シアターイースト(池袋)
【料金】一般3500円、学生3000円、高校生1000円(枚数限定・東京芸術劇場ボックスオフィスにて前売のみ)、中学生以下1000円(メール llo88oll.yoyaku@gmail.com にて前売のみ申し込み)/当日券 各500円増し ★前半割引(20〜22日)各500円引き
【問い合わせ】ロロ(TEL:090-6182-1813[HP] http://lolowebsite.sub.jp/
【脚本・演出】三浦直之
【出演】板橋駿谷、亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子、望月綾乃、森本華(以上ロロ)/伊東沙保、西田夏奈子、古屋隆太(サンプル/青年団)