6・24K-1 武尊が因縁の小澤に判定勝ち

【写真上】勝利につながった武尊のボディー攻撃 【写真下】試合中に笑顔を見せた武尊(撮影・神谷渚)
『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~』(6月24日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われたスーパーファイトで武尊が小澤海斗を判定で破った。
 この2人、対戦発表会見で小澤が武尊を挑発したことをきっかけに、2度の乱闘を繰り広げるなど遺恨深まる一戦となった。
 実績では武尊が圧倒的に上。下馬評でも武尊有利の声が多い中、小澤は「戦ってもいないのにどうして武尊が勝つといえるのか?」と反発。前日会見でも舌鋒鋭く武尊を挑発した。
 試合は立ち上がりこそ静かなものだったが、1R中盤からヒートアップ。小澤が武尊を追い込む場面もあり、遺恨抜きの好勝負が繰り広げられた。
 しかし3Rには武尊のボディーフックとヒザによる執拗なボディー打ちで小澤の動きが止まる。なおも攻め続ける武尊だが、意地でもダウンできない小澤は立ち続け、最後までパンチを繰り出すなど意地を見せた。
 試合後、武尊は「挑発されめちゃくちゃむかついていたんですけど、いい練習ができて、試合は楽しかった」と試合を振り返り、小澤については「プロとして盛り上げてくれたので、僕も絶対に小澤選手を称えません」と微妙な言い回し。試合後の会見でも「決して弱いとは思っていなかった。小澤選手の気持ちも強かった」と言いながらも「相手のことは認めないですけど」と付け加えた。
 無言でリングを降りた小澤の今後の巻き返しはなるのか。

要所ではシビアな攻撃を見せる城戸(撮影・神谷渚)
 今大会で新生K-1初参戦を果たした城戸康裕はKrush -67kg王者・渡部太基と対戦。
 試合前のあおり映像から客席を盛り上げる城戸。今回は某政治家の謝罪会見のパロディーで会場を爆笑の渦に。これで戦前「スベったら入場しないで家に帰る」と言っていた最悪の事態は回避した。
 試合は序盤こそ渡部が主導権を握るが、城戸も下がりながらも的確な打撃を当てていく。そして迎えた3R、城戸が左ハイキックからの右ストレートでついにダウンを奪う。そのまま攻撃の手を緩めず、3-0の判定勝ち。世界で外国人選手を相手に戦ってきた城戸が経験値の差を見せた試合となった。
 試合後は「マイク大好きキーちゃんです!」と軽妙なトークを展開。最後は「自分の攻撃よりも前髪を気にする卜部功也」という新ネタのモノマネを披露してリングを降りた。