会長を退任した川淵氏がB.LEAGUEに「夢」の一文字送る

「2~3年前なら泣いてるな。最近は年取ったから涙もかれた感じだな(笑)」と感激をごまかした?川淵氏(左)と大河チェアマン。真ん中は“川淵人形”
 今秋スタートする男子プロバスケットボールの新リーグ「B.LEAGUE」誕生に尽力した川淵三郎氏が6月25日付で日本バスケットボール協会会長を任期満了につき退任した。後任には三屋裕子副会長が昇格した。川淵氏はエグゼクティブアドバイザーに就任する。

 B.LEAGUEは27日、退任する川淵氏に感謝の意を込めたサプライズ企画を計画。メディアに公開した。

 B.LEAGUE事務局の会議室にメディアが集まったところで川淵氏を呼び込むと大勢のメディアに川淵氏はびっくり。

 最初にスタッフが作った田臥ら日本代表選手からの感謝の動画メッセージが流される。続いてその中で代表選手がサインを書いたTシャツを来た“川淵人形”と開幕戦のチケットが大河正明B.LEAGUEチェアマンから送られた。そして花束贈呈、ファンからのメッセージがいくつか読み上げられた後は、サッカー評論家の前園真聖氏からサプライズメッセージが届けられた。
川淵氏は「克」と「夢」という文字をしたためた
 送り出すセレモニーとしては通常ならここで送り出される側の挨拶があって終了なのだが、スタッフは書の得意な川淵氏に「協会会長任期中の想い」と「B.LEAGUEへの期待」を「漢字一文字で書いてほしい」と最後のお願い。

 川淵氏はそれぞれ「克」と「夢」という文字を書いてB.LEAGUEのスタッフに送った。

 川淵氏は「この道をたどっていけば日本バスケットボール協会、B.LEAGUEは成功することは間違いなしという確信を得たので、安心して退任することができる。チェックの意味で院政を敷くといっていたが、全く心配いらないと思った。三屋会長の強烈なリーダーシップとスタッフの頑張りでB.LEAGUEも順調に進んでいる。Jリーグに次ぐ、日本のボールゲームのプロリーグとして発展していくのは間違いない。いろいろあったけど、ここまで発展したな、と思える日が早く来ることを願っています」と挨拶した。