【今週の人】ナイジェル・ファラージ 英国独立党党首

(写真:ロイター/アフロ)
 英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票が23日に実施され、離脱支持が51・9%と残留支持の48・1%を上回り、離脱派が勝利した。EU残留を訴えてきたキャメロン首相は24日、国民の判断を尊重するとして辞意を表明した。

 しかし英国民の中では投票直後からソーシャルメディアなどで離脱へ投票したことを「後悔している」との告白が続出。

 さらに、離脱派の指導者が虚偽のPRをしていたことが判明するなど、英政府に2度目の国民投票を求める声が高まっている。

 そんな中、離脱運動を推進したボリス・ジョンソン前ロンドン市長は6月30日、保守党党首選の立候補を辞退。4日には英国独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ党首が離脱が決まったことで目標を達成したとし、独立党の党首を辞任する考えを明らかにした。

 ファラージ氏は「私の政治における目標は、英国をEUから離脱させることだった」と説明。そして「国民投票の運動で、私は祖国を取り戻したいと訴えてきた。今日からは、私の人生を取り戻したい。それは今から始まる」と述べた。