世界で初めての手術に成功　加藤友朗さん（外科医）

　現在ニューヨーク在住。世界で初めての手術を成功させたと聞いています。どんな手術ですか？
「おなか中の臓器を全部取り出して腫瘍を切って、臓器を全部もとに戻すという手術です」

　精神的に相当タフじゃないとできないですよね。
「でもあまりプレッシャーなどはないですね。とことん患者さんと話し合って、お互いに納得できるようになると、不思議とこれが一緒に手術をしているような気分になる。僕がして相手が受けてではなく、一緒にやっている気分。そういう気分になったときは絶対にうまくいきます」

　実は火曜の夜にTOKYO FMでも番組を持たれている。医療関係かと思ったら「ENGLISH JUKE BOX」。
「日本の臓器移植が先に進むようにメディアの活動を通じて、日本に情報を送っていたんです。それが一段階した段階で、他にもできることがないかな？と思って始めたのが日本の英語教育。僕自身も日本の英語教育を受けてきてアメリカに行って散々苦労したから早い時期から実践的な英語を勉強するということのきっかけになればいいなと思ってこういう番組を始めました」

　そんなアグレッシブな加藤さんの元気の秘訣は？
「僕はなんでもやりたがるというか、なんにでも興味があってなんでもやりたくなっちゃう。それが元気の秘訣かと思います」