個性豊かな若者たちの創作に注目 演劇系大学共同制作公演vol.4『昔々日本』

 まず「演劇系大学共同制作公演」とはなにか?というと、2013年春に演劇の実技教育を行う都内の5大学(日本大学、桐朋学園芸術短期大学、多摩美術大学、玉川大学、桜美林大学)が集い設立した「東京演劇大学連盟」という組織による公演。今回で4回目となる。

 この連盟は公共劇場とも連携しながらさまざまな研究や企画を行い、大学の演劇教育のあり方や社会との関わりを検証・模索しているのだが、その中でもこの5大学による演劇系大学共同制作公演では、個性豊かな若者たちによる創作が、毎年注目を集めている。

 今年は、範宙遊泳の演出家・山本卓卓の新作書き下ろし作品をオーディションで選ばれた学生キャスト・スタッフ、新進演劇人、計62名により上演する。

 10日には山本と演劇ジャーナリストの徳永京子氏によるアフタートーク、公演後の9月25日には関連企画として「大学で演劇を学ぶとは?」(仮)というテーマで新国立劇場演劇研修所長の宮田慶子氏らを招いてのシンポジウムが桜美林大学で開催される。日本の今後の演劇事情を知る上でも公演と合わせて見てみたい。


演劇系大学共同制作公演vol.4『昔々日本』
【日時】9月8日(木)〜11日(日)(開演は木19時、金14時/19時、土13時/18時、日14時。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)【会場】東京芸術劇場シアターイースト(池袋)【料金】前売り・当日同一料金、日時指定、全席自由 一般2000円、大学生1500円、高校生以下500円【問い合わせ】東京芸術劇場ボックスオフィス(TEL:0570-010-296=休館日を除く 10〜19時 [公式HP] http://www.endairen.net/mukashi/ )【作・演出】山本卓卓(範宙遊泳)【振付】入手杏奈【出演】天野莉世、望月香菜子、大澤宝弘、野寄由莉、辻 奈々、中兼由依、中路わかな、本田楓花、大平純也、大塚龍馬、緒方壮哉、中村里佳、岩田里都、久保桃香、相澤友希、油井文寧、久保賢大、小林風花、丹司沙希、神田初音ファレル、小山優希奈、山根瑶梨、樋口 舞(大学生23名)/岡部ナノカ、高麗芙美子、梨瑳子、木場光勇(新進演劇人4名)【ムーブメント】島田萌、遠藤真結子、井上知優、井上弘菜、加藤結衣、山田茉琳、大久保望、大塚萌子、櫻井香純、岡田浩江、金原爽佳