12.18「Krush.71」王者・武居由樹インタビュー

12月18日(日)シリーズ最終戦「Krush.71」東京・後楽園ホールに出場する王者・武居由樹選手のインタビューを公開。

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12・18「Krush.71」-53kg王者・武居由樹、この1年で急成長したチャンピオンが2016年のKrushを締める!「どの階級よりも速くていい試合をして、Krushのベルトと一緒にカッコ良くなりたい」

12月18日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.71」の[Krush-53kgタイトルマッチ]で挑戦者・隆聖と対戦する王者・武居由樹のインタビューを公開!

――Krush-53kgのベルトを獲って、武居選手の中で変化したことはありますか?

「結構、街中で『あれ?Krushのチャンピオンだ!』と言われるようになって、会場でもよく話しかけてもらえたり、たくさんの人に応援してもらえるようになりました。自分の精神面も変わって、大人な考えじゃないですけど、そういう気持ちになりました(笑)」

――チャンピオンになると『チャンピオンとして見られるのでちゃんとしなきゃいけない』や『練習でも今まで以上に真剣に取り組むようになった』という選手が多いですが、武居選手はいかがですか?

「今までは身だしなみも適当だったんですけど(苦笑)、チャンピオンになって、普段から身だしなみもキチッとするようになりました。あと僕は出稽古にもよく行くので、その時にチャンピオンだから簡単にやられたらマズいと思って、スパーリングなどもガッチリいきますね」

――そして今回、Krush-53kgの初防衛戦が決まりました。ベルトを獲ってからも早く試合がしたいという気持ちはありましたか?

「そうですね。Krushの試合から遠ざかっていたので、自分のことを忘れられてるんじゃないかなっていうのがあって(笑)。焦ることはなかったですが、試合の声(オファー)をかけてもらうのを待っていましたね」

――自分が試合をする以外でKrushの試合を見ていて危機感を感じていたのですか?

「感じていましたね。自分が試合をしてない間に2度防衛した選手もいたので『あー…』って思いました(苦笑)」

――今回の初防衛は武居選手にとって初めての経験ですが、試合に向けての心境は今までとは違いますか?

「実はまだ自分のスイッチを入れてないんですけど(※取材は対戦カード発表会見直後)、ここから初めてのタイトルマッチの時と同じように気持ちを入れてやりたいです。なので、チャンピオンとして迎え撃つというよりも、もう一回ベルトを獲りにいくような気持ちです。守るというよりもチャレンジですね」

――初防衛戦の相手は隆聖選手になりました。1度戦っていますが、どんな印象を持っていますか?

「全然データのない知らない選手と戦うよりも、やりやすいのかなと思います。約半年前(初代Krush-53kg王座決定トーナメント準決勝)にKO勝ちしている相手ですけど、その結果のことは考えていません。王座決定トーナメント出場が決まった時と同じ気持ちで、もう1回やりたいと思います。1回勝っている相手ですが、もう1回しっかり勝たないといけないという気持ちです」

――隆聖選手の前回の試合(10・15「Krush.70」で出貝泰佑に判定勝ち)はご覧になりましたか?

「見ました。自分もどちらか勝った方が(挑戦者として)来るんじゃないかなと思っていたんで。ただ試合を見た感想は『うーん…』って感じで、もっとしっかりバチバチ打ち合って、盛り上げて欲しかったと思います」

――武居選手もキャリアも積み、Krushのタイトルも獲って周りの期待感も高まってきてると思います。武居選手自身は、Krush-53kgチャンピオンとしてどんな試合を見せていきたいですか?

「スターを目指して、-53kgのベルトと一緒にカッコ良くなりたいと思います」

――Krushには色々な階級とチャンピオンが居て、個性のある選手も多いです。その中で「武居の試合が1番面白い!」や「武居が1番いいチャンピオンだ!」と言われたいですか?

「はい。いつも面白い試合をして『武居が1番カッコ良くて、いいチャンピオンだ!』と言われたいですね。初防衛戦でもチャンピオンとして堂々と戦って、Krushのチャンピオンらしい試合をしたいです」

――「武居には誰も勝てないんじゃないか?」と思わせるぐらいの強さを追求したいですか?

「そうですね。みんなが僕と戦いたくないと思うような選手を目指して、そんな試合をしていきたいです」

――今回の試合はメインイベントとして行われますが、武居選手は王座決定トーナメントが始まる前はオープニングファイトや大会の前半戦で戦っていましたよね。この1年で大きく状況が変わり、Krushの2016年を締める大会のメインイベントを任されたことについてはどう感じていますか?

「実はちょうど1年前の12月大会(「Krush.61」)は、オープニングファイトの第1試合で戦わせてもらったんですよ。僕もずっとチャンピオンになること、メインイベントに出場することを目指してやってきましたが、まさか1年後にそれが実現するとは思っていませんでした。でも僕はいつも通り、デビューした頃の気持ちで臨みたいと思います」

――それでは最後に武居選手の初防衛戦を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?

「自分は最軽量級のチャンピオンですが、どの階級よりも速くていい試合をするので、しっかり見ててください!」

〈主催のグッドルーザーより〉

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