K-1ファンイベントで弘嵩vs大雅がバチバチの火花

トーナメントに参加する平本、功也、佐々木、谷山(左から)
 K-1のファンイベント「『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』2.25代々木大会・大決起集会!」が21日、東京スカイツリータウン内のJ:COM Wonder Studioで行われた。

 大会前の恒例となったこのイベント。今回は初代ライト級王座決定トーナメントに出場する卜部功也、佐々木大蔵、谷山俊樹、平本蓮の日本人4選手とゴンナパー・ウィラサクレック。スーパー・フェザー級タイトルマッチを戦う卜部弘嵩と大雅。スーパーファイトに出場する野杁正明、上原誠、松倉信太郎、日菜太が登場。
 また4月大会での復帰が発表された武尊も特別出演した。
 
 トーナメント出場選手のうちゴンナパーは2分間のミット打ちを披露。そのド迫力に会場が息をのむ。スパー後、ゴンナパーは「この階級が適正体重。今、階級が上のゲーオや木村ミノルと激しい練習をしています。同じ階級の選手には負ける気がしません」と自信のコメント。

 その後に日本人選手4人が登場。
 ゴンナパーと対戦する功也は「ゴンナパーはいいミットをしていましたね。過去一番厳しいトーナメントになると思うので、覚悟を持って挑みたい」と静かに闘志を燃やした。
 平本は昨年行われたKrush-63kg王座決定トーナメントの決勝で佐々木に敗れ、佐々木はかつて功也にK-1甲子園で敗れ、谷山は8年前にK-1ユースで功也に敗れ、というようにそれぞれ雪辱を胸に臨むメンバー。
 平本は「決勝は佐々木選手にリベンジしたいですけど、誰が来ても強いんで頑張りたいです」と話せば、佐々木は「K-1の頂点からの景色を見てみたい」と独特の表現で優勝を意識。そんななか谷山はプライベートでも仲がいいという功也に「控室でも僕のスーツ姿を見て(漫才コンビの)銀シャリと言われました。K-1じゃなくてM-1の人ですよね、って(笑)」と会場を和ませた。
珍しい2ショットとなった【写真上】弘嵩(左)と大雅 【写真下】松倉(左)と日菜太
 このイベントでは通常は対戦する選手同士が同時に登場することはないのだが、今回は弘嵩と大雅、松倉と日菜太という組み合わせでのトークが実現した。

 弘嵩は入場早々に「タイトルマッチ前にこうやって並んで喋るのはどうかな、と思います。控室で今日のプログラムを見せてもらって、変更してほしいと言ったんですけど結局変わらなくて、納得いかないところがある」と話すなどピリピリムード。一方の大雅も「会いたくはないですね」と言いつつも、時折笑顔を見せるなど余裕の表情。「強い奴が一番偉い」などと発言すると、弘嵩は「この生意気なクソガキを早くやっちゃいたい」と本音をポロリ。さらに「他の選手がああだこうだ言っているのも耳に入っているんで、この試合が終わったら黙らせてやります」と最後まで殺気を漂わせた。

 松倉と日菜太は、終始硬めの表情の松倉に対し、日菜太はリラックスムード。
 日菜太が「『もっと噛みついて来い』というぐらいの気持ちで受けて立ってやろうと思う」と話せば、松倉は「自分のほうが赤コーナーなんで、K-1では自分が上。逆に『かかって来い』という感じ」言い返した。

 この日、唯一和やかムードだったのは上原と野杁のトークパート。ほぼ面識がないなかで減量にまつわる話で盛り上がった。そして上原は「今年はヘビー級のトーナメントもやってほしい」、野杁は「奇数の年はほぼ何かのタイトルを取っている。今年は勝負の年。K-1のベルトを取りたい」とそれぞれ目標を語った。

 また武尊は「毎年最初に全試合KO勝ちと言っているんですが、毎年できていない。今年こそ有言実行したい」と決意を語った。
【写真左】和やかムードの上原(左)と野杁 【写真中】ゴンナパーは迫力のスパーを披露 【写真右】4月大会に出場の武尊も姿を見せた