4・16RIZIN 元UFCフライ級3位の堀口が電撃参戦。相手は元谷

 昨年11月にUFCとの契約が切れ、フリーエージェント(FA)となっていた堀口恭司の『RIZIN 2017 in YOKOHAMA』(4月16日、神奈川県・横浜アリーナ)への参戦が20日、発表された。

 堀口は22日に一時帰国し、羽田空港で記者会見。会見の冒頭で対戦相手が初代・第3代DEEPフライ級王者の元谷友貴となったことが発表された。試合は58kg契約で行われる。RIZINルールでヒジ攻撃はなし。

 堀口はUFCフライ級3位で、2度目のタイトル挑戦が十分手に届くところだったのだが「試合を組んでもらえない。いつになるか分からない試合を待っているのが、練習をしていてももどかしかった。このままだと、自分が練習でケガをしてしまったりすると、試合をやらないこともありえるなと思った。この一番大事な時期に試合をしないということは、ちょっともったいないなと思った」とUFCを離れた理由を説明した。

 RIZIN参戦の決め手については「FAになってタイミングよく榊原さん(RIZIN実行委員長)が話を持ってきてくれた。“試合は3試合以上組めるよ”と言われた。UFCは1~2カ月前に試合は決まるが、いきなりのオファーになる。RIZINは大会の予定が決まっているから調整もしやすい。せっかくアメリカに行ってトレーニングをしていて、どんどん試合に出て、試合で試していって、もっともっと強くなりたいのに、その場が用意されていない。そのもどかしさがRIZIN参戦のきっかけ」と話した。

 米の総合格闘技団体ベラトールへの参戦も噂されていたが、「とりあえずRIZINを、日本を盛り上げたい。今はRIZINです」とのこと。
 対戦相手の元谷は当初「フライ級トップレベルの堀口選手と戦えることを光栄に思っています」といった優等生的なコメントを出したのだが、会見の司会を務めたRIZINの笹原氏がこの日の朝にLINEでやりとりした内容を発表。それは「自分は日本の格闘技が盛り上がっていないなかでも必死に戦ってきた。RIZINには最初から出場し、この大会に自分のすべてをかけて挑んでいる。少しずつ日本の格闘技に熱が戻ってきている。そのタイミングで日本に戻ってきておいしいところを持っていこうとしているように見える。はっきりいって面白くない。日本のリングはそんなに甘くないことを教えたい。判定ではなく一本勝ちをしたい。自分にとっては最もおいしい相手が巡ってきたと思っている。堀口選手を食って自分の名前を世界に知らしめてやりたい」という過激なもの。

 これを受け堀口は「日本の格闘技をなめんなよ、って言われたが、“世界のほうがでかいでしょ”というところを見せたい」。そして「レベルが違う?」という問いには「それは当たり前ですよ。でも弱い相手ではないのでしっかり勝ちたい」と話した。

 また堀口のこの動きは世界中のフライ級ファイターへ大きな影響を与えることが予想される。堀口も「RIZINのフライ級が盛り上がれば絶対にみんな一目置いてくれる。強い選手も集まってくると思う」と世界のフライ級の中心を日本に持ってくるつもりのようだ。