平野美宇がアジア女王に

卓球のアジア選手権女子シングルスで中国の牙城を崩し快挙達成!
 卓球のアジア選手権(4月9?15日、中国・無錫)の女子シングルスで日本の平野美宇が初優勝を果たした。

 日本勢の同種目優勝は1974年大会の枝野とみえ、96年大会の小山ちれに続き21年ぶり3人目の快挙。

 平野は1月の全日本選手権シングルスを制し、その勢いのまま大会に臨んだ。2日目(10日)から始まった女子団体にも出場し翌日の決勝に進出したものの、中国に敗れ銀メダルに終わっていた。

 女子シングルスは5日目(13日)からスタート。平野はトーナメント初戦の2回戦でSAWETTABUT Jinnipa(タイ)を3?0のストレートで破ると、6日目(14日)は3回戦でLEE Zion(韓国)にストレート勝ち。4回戦の鄭怡静(台湾)にもストレート勝ちと絶好調のまま準々決勝に進む。

 準々決勝の相手はリオデジャネイロ五輪金メダリストで世界ランキング1位の中国の丁寧。平野はこれまで丁寧からは1ゲームも取ったことはなく、この日が誕生日だったのだが試合後の会見で「誕生日に丁寧かよ、みたいな。誕生日最悪だわ、とか思っていた」というほどだった。

 しかし最初の2ゲームを先取されたものの、続く3ゲームを立て続けに奪い逆転勝ち。
 ちなみに平野は世界ランキングで11位。1位の丁寧からの勝利は大金星だ。

 勢いに乗る平野は翌日の7日目(15日)、準決勝では同2位の朱雨玲(中国)にストレート勝ち。続く決勝は同5位の陳夢(中国)にこれまたストレート勝ちで優勝を飾った。

 フロックで世界ランクの1、2、5位を3タテできるわけもなく、中国の孔令輝監督も完敗を認め平野の健闘を称えた。

 昨年のリオ五輪で活躍した伊藤美誠に続いてのニュースターの誕生に2020年東京五輪へ向け、期待は高まるばかりだ。