黒谷友香『友香の素』vol.174 コートとマフラーから、Tシャツへ

女優。1975年生まれ。映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』のブルーレイ&DVDが4月26日発売。
 先日、1つのドラマ作品を撮り終えました。真冬の2月中旬にインし、気温氷点下の北海道・苫小牧ロケに始まり、はや2カ月。振り返ってみると、あっという間な感じがしますが、北海道以外にも、さまざまな地方にロケで出掛けて行ったので、それぞれの土地でのいろいろな思い出もできて、そうなってくるとたった2カ月の撮影期間でしたが、意外と長かったような気もします。気が付けば、もう5月に突入ですしね。早いですよね、時が経つのは。もうすぐそこまで、夏が来てます。

 今回のドラマは、北は北海道から南は静岡県までのロケだったので、真冬の北海道に行く前にスノーブーツを初めて購入。真冬の雪が降りしきる北海道には行ったことがなかったので、氷点下ってどのくらいの防寒対策が必要?!っと、あれもこれもと準備したことが懐かしいです。撮影のインの日に、真っ白な雪に包まれた住宅街の中で、監督が「撮影が終わる頃には、半袖になっています」とおっしゃったその言葉通り、撮影の後半に、バーベキューをしているシーンの撮影で行った静岡県では、夏のような日差しが降り注ぐ中、スタッフの方々は半袖で動かれていました。私の役の衣装も北海道のコートにマフラー姿から、最終的にはシャツ姿になり、富士山を間近に臨む湖の湖畔のバーベキュー会場でシャツの裾を腕まくって撮影をしていました。

 季節の移り変わりとともに、作品の中の季節も変化していった今回の作品でしたが、私の役は、どこに居ようと常に北海道弁を話す役で、富士山の麓でも「?だべさ」「なした?」(どうした?)などの北海道弁で会話していたので、この2カ月間は北海道弁とお付き合いしていましたね?。一番、そうなの?と意外に思ったアクセントは、「早く」です。はやくの「や」にアクセントがある事。ちょっと関西弁に近いかも。それでは今回はこの辺で「したっけ!」(またね!)