【今週の“人”】鈴木宗男 新党大地代表

2017.4.21〜2017.5.4<NEWS HEADLINE>
2013年参議院選挙時の鈴木氏(写真:鈴木幸一郎/アフロ)

「新党大地」の鈴木宗男代表の公民権が4月29日、回復された。

 鈴木氏は同日、札幌市で開いたパーティーで「選挙がいつあるか分からないが、その時期が来たら最善の判断をしたい」と次期衆院選での国政復帰に意欲を示した。鈴木氏は「私にはやり残したことがある。北方領土問題の解決だ」と訴えている。

 鈴木氏は第2次橋本改造内閣で北海道開発庁長官・沖縄開発庁長官、小渕内閣では内閣官房副長官を務めた。衆院議員だった平成22年に受託収賄罪などで懲役2年の実刑判決が確定。失職、収監され、23年12月に仮釈放された。刑期満了から5年間は選挙に立候補できなかったが、4月29日に公民権を回復した。