【乃木坂46】齋藤飛鳥がどんくさいメガネ姿? 舞台版『あさひなぐ』

写真上段左から北野日奈子、新内眞衣、若月佑美、井上小百合、下段左から衛藤美彩、堀未央奈、齋藤飛鳥、生駒里奈、真琴つばさ

 19日東京・EX THEATER ROPPONGIにて「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中のコミックを原作にした、舞台「あさひなぐ」の公開稽古が行われた。公開稽古の前には囲み取材が行われ、乃木坂46から主人公・東島旭役の齋藤飛鳥のほか、井上小百合、新内眞衣、若月佑美、生駒里奈、堀未央奈、衛藤美彩、北野日奈子と、元宝塚・真琴つばさが登壇した。

 明日に初日公演を控える現在の心境を尋ねられたメンバーは「実感が湧かない。キャスト、スタッフみんなで最後までがんばりたい」(衛藤)、「なぎなたなど初体験の苦労がたくさんあった稽古期間だった」(生駒)。「今回は男性的で荒っぽい役で、見た目からして普段のアイドルとは全然違うので、最後まで乃木坂46だとバレないようにがんばりたい」(井上)、「ナチュラルボーンクズの役なんですけど、なぎなたが好きだという芯を出せたら」(新内)、「お面をかぶってるんですけど、試合は本当に私たちがしてるので!」(北野)とそれぞれに意気込みを語った。主人公・東島旭(齋藤飛鳥)のライバルである一堂寧々を演じる堀は「実際はゆとり世代の2人でバチバチしてないんですけど、殻を破りたい」とコメント。宮路真春役の若月は、映画版で同役を白石麻衣が担当することを引き合いに出し「まいやんのファンの方に〝若月もやるじゃねえか〟と思ってもらえるようにがんばりたい」と意気込みを語った。

 主演の齋藤は「メガネ姿がどんくさいので、それを見られるのが恥ずかしい」と語り、さらに記者からほかのメンバーで気になる役柄を聞かれると、「26歳…? 新内が制服を着て、私と同い年の役を演じてるのがすごい」と乃木坂最年長メンバーの新内をいじり、新内が「25だよ!」と訂正して記者らを笑わせた。

公開舞台稽古のワンシーン

 今回「あさひなぐ」は、乃木坂46のメンバーがキャストを務め、舞台と映画化される。舞台版と映画版は完全別キャストで、映画版は、西野七瀬さんが映画初出演にして主演を務める。

 物語は中学まで美術部だった主人公・東島旭が“強い女性”になるため二ツ坂高校の薙刀(なぎなた)部に入部し、成長していく青春ストーリー。

 舞台は、EXシアター六本木で20~31日。森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で6月2~5日、愛知県芸術劇場(名古屋市東区)の大ホールで同9~11日に上演され、映画版は9月22日公開予定。