「自分が楽しい!」が一番大事! 夏フェスの選び方

Choose the best for yourself!
cYasuyuki Kasagi
 2017年の夏フェスシーズンがスタートする。フジロック、サマーソニック、ロックインジャパンフェスといった人気フェスを軸に、全国各地で毎週末なんらかのェスが開催されて、よりどりみどり選びたい放題……ただ問題は、その選び方だったりして? 
フジロックのキッズエリアは自然を活用した遊び場。子供向けのライブも。c宇宙大使☆スター
伝統とブランド力! 老舗フェスの信頼は揺るぎない

 一般的な夏フェスの雰囲気を存分に味わいたいなら、老舗フェスのなかから選ぶのがおすすめだ。今では日本の夏の風物詩として定着した野外音楽フェスティバルだが、4大フェスであるとか、メガフェスと呼ばれて、音楽ファン以外にも知られるフェスがある。フジロックフェスティバル、サマーソニック、ロックインジャパンフェス、そしてライジングサンロックフェスティバルだ。

 フジロックフェスティバルは1997年に初めて開催され、北海道で行われるライジングサンロックフェスティバルが1999年、サマーソニックとロックインジャパンフェスは2000年にスタートしている。約20年の歴史を重ねるなかで、それぞれが見直しや改善を重ねて、試行錯誤を続けている。あらゆるタイプの来場者が音楽ライブや新しい音楽との出会いを楽しめるように、ライブ以外の部分でも楽しくかつ快適に過ごせるよう音楽以外のエンターテインメントや環境を整えている。

 例えば、フジロックフェスティバル。会場の規模と、山の天候の変わりやすさなど、とかく過酷なイメージが付きまといがちだ。とはいえ、林の中をボードウオークという小道でつないで移動しやすくしたり、休憩エリアを十分に確保したり、トイレもユニセックス、男女別を場所に応じて設置したり工夫を凝らしている。また、会場内で電子マネーが使用可能になったのも快適さにつながっている。

 最終的には、大自然、都心型、そしてラインアップで絞り込んで。
カジヒデキ音楽とキャンプのフェスをキューレーション
レコメンダー! 主催やオーガナイザーについて行け

 規模や分かりやすいブランド力よりも自分好みの音楽で楽しむことが第一という人も少なくないだろう。とはいえ「バラエティーに富んだラインアップ」は、夏フェスで頻出のPRフレーズでもある。そこで気にしたいのが、レコメンダー。フェスによっては主催者やオーガナイザー。例えば、自分のお気に入りのアーティストが所属しているレーベル、いつも視聴しているテレビやラジオ番組が主催に入っていたり、またはキュレーターのいるフェスもある。

『PEANUTS CAMP』(7/21~22、千葉・一番星☆ヴィレッジ )は、アーティストのカジヒデキがキュレーションを担当する音楽とキャンプフェス。音楽ライブでは出演者やタイムテーブルの部分、フードやワークショップなどフェス全体にも「Le’t’sChill」のフレーズのもと目を配る。 

 開催が迫った『YATSUI FESTIVAL! 2017』もこのタイプ。渋谷にある複数のライブハウスを会場に同時多発的にライブを展開するイベントで、お笑いコンビ、エレキコミックのやついいちろうがオーガナイズしている。アーティスト、アイドル、お笑い、DJが集結する。年々規模も出演者数も、そして来場者数、そして人気も注目度も上昇中だ。

 そのほかにも、小林武史と桜井和寿の『apbank fes』、トクマルシューゴが主宰する『Tonofon Festival 2017』など。音楽チャンネル、スペースシャワーTVの『SPECE SHOWER SWEEET LOVE SHOWER 2017』もある。
1日で完結、日帰り可! いつものライブ感覚で楽しもう!

 普段コンサートに行くような感覚で気軽に夏フェスを楽しみたい、または何日も続いて宿泊やキャンプが必要になってくるものに参加するのは気が引けるという人には、1日で完結するタイプの日帰りフェスや、大型フェスへの1日参加を選びたい。

 フェスといえば大型なものばかりが取り上げられがちだが、実はこのタイプの1日完結型のフェスの数は少なくない。人気なのは、耳の肥えたファンも唸らせるラインアップと家族参加者にも優しいと人気の『WORLD HAPPINESS 2017』(8/6、東京・葛西臨海公園 汐風の広場)は高橋幸宏といとうせいこうのキュレーションで開催。高橋、いとうのほか、電気グルーヴ、関取花、岡崎体育など出演者も熱い。また近年人気も注目も集めているのが『夏びらき MUSIC FESTIVAL 2017』(7月15?17日、埼玉・所沢航空記念公園 野外ステージ)。野外ステージは木々に囲まれてライブ中も涼しい風が吹く。また、途中、ステージエリアを離れて公園内で休憩できて、ゆったりと過ごせるのもポイント。3日間にわたってのフェスだが、1日券は普段のコンサート価格程度。夏フェス参加へのハードルも下がる。

 もはや音楽ファンだけが行くだけではない夏フェス。自分に合いそうなタイプのものを見つけて出かけてみては? 間違いなく、今年の夏のハイライトになりそうだ。
<主要な夏フェスカレンダー>

YATSUI FESTIVAL! 2017
【日程】6月17日(土)、18日(日)
【会場】渋谷のライブハウス12会場(東京)
【主な出演】全日程:DJやついいちろう、キケチャレ!(危険日チャレンジガールズ!)、エレ片
【URL】 http://www.yatsui-fes.com/

Tonofon Festival 2017
【日程】6月25日(日)
【会場】所沢航空記念公園 野外ステージ(埼玉)
【主な出演】トクマルシューゴ、二階堂和美 with Gentle Forest Quintet、never young beach
【URL】 http://www.tonofon.com/

夏びらき MUSIC FESTIVAL 2017
【日程】7月15日(土)?17日(月・祝)
【会場】所沢航空記念公園 野外ステージ(埼玉)
【主な出演】15日:PUSHIM × 韻シスト、16日:RHYMESTER、17日:SOIL&"PIMP"SESSIONS
【URL】 http://www.natsu-biraki.com/

FUJI ROCK FESTIVAL’17
【日程】7月28日(金)?30日(日)
【会場】湯沢町苗場スキー場(新潟)
【主な出演】28日:GORILLAZ、THE XX、QUEENS OF STONE AGE、29日:APHEX TWIN、CORNERLIUS、LCD SOUNDSYSTEM、小沢健二、30日:BJORK、LORDE、ASGEIR
【URL】 http://www.fujirockfestival.com

Reborn-Art Festival 2017 × ap bank fes
【日程】7月28日(金)?30日(日)
【会場】国営みちのく杜の湖畔公園(宮城)
【主な出演】全日程:Bank Band、28日:Awesome City Club、back number、29日:ACIDMAN、ぼくのりりっくのぼうよみ、30日:銀杏BOYZ、Salyu、WANIMA
【URL】 http://www.reborn-art-fes.jp/

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017
【日程】8月5日(土)、6日(日)、11日(金・祝)、12日(土)
【会場】国営ひたち海浜公園(茨城)
【主な出演】5日:Suchmos、水曜日のカンパネラ、6日:[Alexandros]、KREVA、チャットモンチー、WANIMA、11日:サンボマスター、Perfume、BRADIO、12日:きゃりーぱみゅぱみゅ
【URL】 http://rijfes.jp/

SUMMER SONIC 2017
【日程】8月19日(土)、20日(日)
【会場】東京会場:ZOZOマリンスタジアム & 幕張メッセ、大阪会場:舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
【主な出演】CALVIN HARRIS、BLACK EYED PEAS、FOO FIGHTERS、MAN WITH A MISSION、堂本剛、SUM41、クリープハイプ
【URL】 http://www.summersonic.com/

SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017
【日程】8月25日(金)?27日(日)
【会場】山中湖交流プラザきらら(山梨)
【主な出演】25日:東京スカパラダイスオーケストラ、26日:KANA-BOON、ヤバいTシャツ屋さん、yonige、27日:SHISHAMO、ゆず、レキシ
【URL】 https://www.sweetloveshower.com/