「イケメンフェスティバル2017」とは? 前編【脱こじらせへの道 第59回】

 去る10月21日に、GIRL’S CH初の単独イベントを開催いたしました。

「GIRL’S CH presents イケメンフェスティバル2017 女性向け秘密のお店大博覧会」
 
 このイベントは、GIRL’S CHが考える女性のためのレジャーを集め、そのサービスを少しずつ楽しんでもらい、良さを知っていただく、というイベントです。

 GIRL’S CHサイトでもおなじみのエロメン、ラブメン、AV男優さんと会えるのはもちろん、出張ホストやレンタル彼氏などのサービスを受けたり、ステージではトークやライブを堪能することもできます。

 当日はSOD本社を1階から屋上まで使い(残念ながら当日は雨で使用できませんでしたが)、18歳以上の女性のみが参加できるというイベントにしてみました。

全裸トークに緊縛!?大熱狂のステージ
 1階のステージでは、12時からイベント終了までさまざまなショーが行われました。

 甘党男子さん、社会ノ窓さんのライブには、彼らのファンの方も多く訪れ、このイベントをきっかけにGIRL’S CHを知ってくれた人も多かったようです。

 また、以前TOKYO HEADLINEでも紹介した紗倉まなさんの著作「最低。」の映画化を記念し、サイン会&トークショーが行われたり、AV女優3名で構成されるアイドルユニットT♡Projectのライブも。

 正直、こんなにAV女優ファンの女性が増えたのか!とびっくり。

 いつもSODが行っているイベントは、相変わらず男性がほとんどなので。

 女性ファンが行きやすいイベントが少ないだけなのかもしれませんね。

 この日、特に盛り上がったのは、GIRL’S CHのサイト上でも人気の「男優と男優」の生トークショー。

 この企画は、AV男優の森林原人さんをMCに迎えたGIRL’S CHオリジナルのトーク番組。
 
 AV男優さんをお呼びして、仕事のこと、プライベートのこと、恋愛とセックスのこと、などをサウナの中でタオル1枚という格好でじっくりお伺いする、というもの。

 これまでに27人もの男優さんに出演していただきました。
(一説にはAV男優は70人ほどと聞きますので、半数近くの方に出演していただいているということに…!)

 今回の生トークショーは、その企画を皆さんの目の前でやってみようという試みです。

 ゲストは、人気AV男優の大島丈さん、しみけんさん、黒田悠斗さん、そして先日このコラムでもインタビューを掲載した夏目哉大さん。

 なんと舞台上では、動画と同じく、股間をタオルで隠しての登場!!

 テレビでは絶対放送できないこの企画に、会場はものすごい熱気でした。

※「男優と男優」はGIRL’S CHのサイトで全編配信中です。無料でご覧いただける作品もあります!

 最後はHajimeKinokoさんのサイバーロープショー(緊縛)。

 緊縛というと和のイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、このショーはネオンカラーのロープが使われ、それにあわせて照明が使われるというもの。

 モデルさんも黒のボディスーツに身を包み、それにより縛りが浮かび上がって見え、従来の緊縛ショーよりも、結び方や縄の美しさを堪能することができました。

女性は一途?
 甘党男子さんも社会ノ窓さんもAV男優の皆さんも、ジャンルに関係なく、ファンの皆さんは一途に応援されているのだなと感じました。

 今回はいろんなサービスをつまみ食いしてもらいたい、という目的で開催したイベントなので、目当てのショーを見て各フロアもついでに……という楽しみ方をしてもらいたいなと思っていたのですが、目当ての男性以外は目に入らない、というのが女性なのかもしれません。

 ショーだけでご覧になってお帰りになる方もかなりいらっしゃいました。

 恋愛でもそういう考え方がありますよね。

 男性は風俗もたくさんあって、浮気も男性のほうが見逃してもらいやすいという雰囲気があるように思います。

 女性が浮気したり、浮気したいという言葉を口にすると、「なんで!?彼だけじゃ満足できないの!?」という非難を受けたりすることが多い。

 社会でそういう風に見られているという向きも強いですが、女性自身でそう思っている場合もあります。

 女性向けのサービスを普及させるにあたって、そういう考え方が壁になっているなとすごく感じました。

 ……と、1階ステージの紹介をしていたら、ずいぶんと長くなってしまいました。

 肝心の各フロアのイベント内容は、次回後編でご紹介できればと思います。

田口桃子(たぐち・ももこ)
GIRL'S CHプロデューサー。2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。
営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。
以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。