『第30回東京国際映画祭』閉幕 ダイバーシティーあふれたTIFF 2017


11月3日のクロージングセレモニーにて閉幕©2017 TIFF



レッドカーペットセレモニーでひときわ華やさを演出した『銀幕のミューズたち』の蒼井優、安藤サクラ、宮﨑あおい、満島ひかり。



原住民の一族に生まれたトランスジェンダーの青年を描いた『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』一行。劇中衣装の主演俳優が注目の的に!



最初にレッドカーペットに降り立ったのは映画祭アンバサダーの橋本環奈。



日中共同製作映画『空海 -KU-KAI-』の染谷将太、阿部寛、松坂慶子。



『パンとバスと2度目のハツコイ』の元乃木坂46 深川麻衣と三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE 山下健二郎ら。


 


グランプリはトルコ発の近未来SF!


グランプリ・東京都知事賞に輝いたカプランオール監督と小池東京都知事 ©2017 TIFF

レッドカーペットや超話題作の上映で幕を開けた東京国際映画祭(以下:TIFF)が3日、授賞式およびクロージングセレモニーをもって閉幕。


トミー・リー・ジョーンズを審査員長に迎えたコンペティションで栄えあるグランプリに輝いたのは、近未来のディストピアを舞台としたトルコの巨匠セミフ・カプランオール監督作『グレイン』。カプランオール監督は「多くの問題を抱える現代の世界に生きる我々はどこへ向かうのかを模索した。私の映画を理解していただけると希望を持っていました」と喜びを語った。今回1作品を鑑賞するごとに審査する形をとったジョーンズ審査委員長は「審査員それぞれの作品への第一印象を大切にしたかった。それが有効に働いたと思う」と振り返り達成感を見せた。


コンペティション審査委員を務めたトミー・リー・ジョーンズ ©2017 TIFF

期間中は必見のイベントを毎日開催


「SAMURAI(サムライ)賞」に輝いた坂本龍一。©2017 TIFF

今年の映画祭も、そうそうたる映画人がトークイベントや舞台挨拶、ティーチインなどに連日登場。11月1日には坂本龍一が『Ryuichi Sakamoto: CODA』舞台挨拶に登壇。ステージ上で授与されたSAMURAI賞の刀型トロフィーを振り回すお茶目な一面で会場を沸かせた。毎年恒例の人気セミナー、マスタークラスでは河瀬直美監督が最新作『光』の劇中映画「その砂の行方」を特別上映。自身の撮影現場の様子から俳優たちとの関係性までを語った。『不都合な真実2』舞台挨拶に登壇した元米副大統領アル・ゴア氏は「クロージング作品に選んでもらえて光栄、本作を見て危機解決の一員となってほしい」と訴えた。10年前の第1作公開時に環境大臣を務めていた小池百合子東京都知事もゴア氏の姿勢を称えた。


河瀨直美監督によるマスタークラスも開講 ©2017 TIFF

主な受賞結果一覧

【コンペティション】
東京グランプリ/東京都知事賞:『グレイン』(セミフ・カプランオール監督)
審査員特別賞:『ナポリ、輝きの陰で』(シルビア・ルーツィ監督、ルカ・ベッリーノ監督)
最優秀監督賞:エドモンド・ヨウ監督(『アケラット ロヒンギャの祈り』)
最優秀女優賞:アデリーヌ・デルミ(『マリリンヌ』)
最優秀男優賞:ドアン・イーホン(『迫り来る嵐』)
最優秀芸術貢献賞:『迫り来る嵐』(ドン・ユエ監督)
最優秀脚本賞:『ペット安楽死請負人』(テーム・ニッキ監督)
観客賞:『勝手にふるえてろ』(大九明子監督)

【日本映画スプラッシュ】
作品賞:『Of Love & Law』(戸田ひかる監督)

【アジアの未来】
作品賞:『僕の帰る場所』(藤元明緒監督)
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