スーパー・バンタム級王者・武居が1RKO勝ち【11・23 K-1】

武居(右)の鮮やかなバックスピンキックがサラビアのボディーにグサリ(撮影・小黒冴夏)
武居は来年3月メインアリーナ大会での防衛戦を希望

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~」(11月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)のスーパーファイトでスーパー・バンタム級王者の武居由樹がビクトー・サラビアと対戦。1R1分38秒、KOで勝利を収めた。

 武居は右のバックスピンキックをサラビアのボディーにグサリ。追撃のボディーブローの連打でサラビアはダウン。そのまま立ち上がれずKOとなったが、事実上、最初のキックで勝負は決していた。

 サラビアは4月大会で武尊が真っ向打ち合った末に3RKOで下した相手。武居はそれを越えるインパクト大のKO劇を演じてみせた。

 武居は試合後の会見で「3月のメインアリーナ大会では防衛戦ができれば。相手は自分の納得できる選手であれば外国人でも日本人でも構わない」と話した。
功也(左)が卓越したテクニックを見せつけ完勝(撮影・小黒冴夏)
功也が圧倒的な強さを見せK-1復帰戦飾る

 今年2月の初代ライト級王座決定トーナメントでゴンナパー・ウィラサクレックに敗れて以来のK-1参戦となる卜部功也はライト級スーパーファイトでクリスチャン・スペトゥクと対戦。判定となったものの圧倒的な強さを見せ勝利を飾った。

 功也は左ミドル、左ロー、そして左フックと左からの攻撃でスペトゥク翻弄。スペトゥクはハンドスピードの速いパンチで功也に向かうが、そのパンチは功也には当たらない。2Rにはパンチで勝負に来るスペトゥクにカウンターの左フックを決めダウンを奪う。3Rに入ると温存していた右ストレート、右ハイキック、飛びヒザまで繰り出しKO寸前まで追い込んだ。KO勝ちこそ逃したが、攻守においてハイレベルのテクニックを見せつけた。

 トーナメントの準決勝で優勝したウェイ・ルイと対戦したスペトゥクを完封したことで功也は試合後に改めて「ウェイ・ルイとやらせてください」と挑戦をアピールした。
小宮山(右)が得意のキックでエグザコスティディスを攻略(撮影・小黒冴夏)
小宮山が王者・大雅を破ったスタウロスに判定勝ち

 今春、修行に出向いた先の四国での人命救助でメディアに取り上げられ、名を上げた小宮山工介が昨年9月以来の参戦。今年の9月大会でスーパー・フェザー級王者の大雅を破ったスタウロス・エグザコスティディスと対戦。2-0の判定で勝利を収め、復帰戦を飾った。

 小宮山は1Rから右ローキック、前蹴り、左ミドルでエグザコスティディスを中に入れさせない。2Rに入るとエグザコスティディスのパンチが徐々に当たり始める。しかし小宮山は徹底的にロー、前蹴りで距離を保つ。3Rに入るとエグザコスティディスのプレッシャーが増し、小宮山は足を使って回る展開に。それでも要所では右ロー、左ミドルで反撃。

 試合は判定となったが、1人が29-29としたものの、2人が30-29で小宮山を支持。復帰戦を飾った小宮山だったが内容には満足していないようで、勝ち名乗りを受けながらも舌をペロリ。

 試合後の会見では「今年はいろいろあって、今日は勝てて凄くよかった。僕の空手仕込みの蹴り技が生きた試合」と振り返り、今後の目標として「やっぱり、現チャンピオンの大雅選手。3月21日、3・2・1でチャンピオンになりたい」と話した。