キャスト全員満身創痍 舞台『クローズZERO』上演中 

 劇団番長ボーイズ☆の最新舞台『クローズZERO』が渋谷のCBGKシブゲキ!!で上演中だ。勢いのある若手が勢ぞろいし、全身全霊をかけて、ビッグタイトルに挑んでいる。11月30日、初日公演を前に行われた公開稽古では、登場人物さながらに血気盛んな役者たちが舞台の板の上で体も心もぶつけ合って熱演。観客の心を揺さぶった。

 腕に覚えがあるものが覇権を争いあっている鈴蘭男子高校で、本気で制覇を目指す男・滝谷を軸にしたストーリー。アクションがふんだんだが、笑いやほろりとさせるシーンもある。

 滝谷を演じる松本大志は「最後の方で体力が尽きてくる中でも、いかにどう立ち回りができるかを考えられましたし、達成感がすごくあります。稽古場の雰囲気は男子校みたいで、言い合うところは言い合えて、たくさんの刺激がありました。このカンパニーだからこそ作り上げられたと思っています」と、胸を張る。

 キャストはみな満身創痍で臨んでいるという。

 滝谷のライバル芹沢役の堂本翔平は「この作品の殴り合いは憎しみではなく愛ある殺陣になっていて、戦うということよりも、純粋に楽しんでいる感じです。稽古は大変でしたが、その辛さを上回る楽しさを感じることができました。怪我なく最後まで頑張ります」と、意気込んだ。 
 この舞台は、高橋ヒロシによるカリスマ的人気を誇る伝説のコミック『クローズ』を原作に実写映画化され大ヒットした『クローズZERO』が、その上演から10年を迎えるにあたって舞台化されたもの。
3日まで同所で。チケットはソールドアウト。当日券が若干枚数ある。