【インタビュー】EXILE TAKAHIROがソロ最新作「ずっと聴き続けてもらえる作品、作りたい」

 EXILE TAKAHIROがミニアルバム『All-The-Time Memories』をリリースした。「ずっと聴き続けてもらえる作品を作りたい」と制作したという本作は、ボーカリストとしての彼の本領を存分に聴ける作品。クリスマスソングがエンドレスに聞こえてくる街を歩きながら、時も場所も選ばない、EXILE TAKAHIROの歌声に耳を傾けたい。

親父の車には年中同じCDが入っていて、ずっと同じものを聴いている。
そんなふうにずっと……1年を通して聴いてもらえる作品を作りたいと思った。

撮影・仲西マティアス/スタイリスト・野口強/ヘア・後藤順(太田事務所)/メイク・FUSAKO(太田事務所)
 ソロ活動は約2年ぶり。「またソロ活動をしたいなって昨年秋ぐらいから準備を始めた」と EXILE TAKAHIRO(以下、TAKAHIRO)は言う。 

「曲や詞を書いたり集めたりしながらコンセプトを作ったほうがいいということになって、親父が車で聴いている音楽を思い出したんです。年中同じCDが入っていて、ずっと同じものを聴いていて、好きだからだと思うんですけど、“飽きずに”ずっと楽しんで聴き続けているんです。自分もそんなふうにずっと……、1年を通して聴いてもらえる作品を作りたいと思ったんです。四季を感じながら、いろんな思い出とともに曲も育っていってくれたら、うれしいですね」

 EXILEが2018年まで充電期間に入ったこともまた、ソロ活動へと向わせた。自分自身がしたいこと、自分の中から湧いてくるコードや言葉を曲にしていったという。 

「作詞や作曲は前から興味があったんですが、これまではその余裕がなかった。EXILEの活動がいったん落ち着いて時間に余裕ができたことで、部屋でギターを弾いているといいコードが見つかったりして……。最初はバラードばっかり作っていて、バラードが大好きだし、バラード特集みたいな作品もありかなとも考えたんです。EXILEでの経験からいってもバラードベストみたいな作品ならマッチングすると思うんですが、オリジナルアルバムで全部バラードというよりも、プロデューサーの亀田さんともディスカッションを重ね、収録曲それぞれが互いに引き立てあえるような作品にしたほうがいいだろう、と。刺激的な曲、遊び心のある曲、はたまたダークな曲だとか、いろんなジャンルと幅をお見せできていると思います」
撮影・仲西マティアス
 ジャンルやテイストの違う楽曲群を1つの作品にまとめる。そこで、亀田誠治とタッグを組んだ。亀田は自らアーティストとして活動しながらも、椎名林檎、平井堅、いきものがかりなど数多くのアーティストを手掛ける今のJ−POPには欠かせない音楽プロデューサー。「あこがれでもあり尊敬していた人。いつかご一緒できればいいなと思っていた」と本人。また「最高のアルバムを作るなら亀田さんだと思った」とも。 

「この作品をお願いしたことがお会いできたきっかけで、本当に“はじめまして”でした。でも、……僕が言うとおこがましいんですけど、感覚がすごく合うというか、相性がいいなって勝手に思っています。自分が作った曲の意図しかり、どこに向かいたいのか、自分にはどういう景色が見えているのかとか、そういうものをイメージで伝えると、亀田さんはイメージどおりに具現化してくれるんです。気さくでフラットな方なので、アイデアも聞いてくれて、すごくやりやすかったです」

 収録曲の『Alone』や『BLACK BEANZ』のように、亀田の作業場を訪ね、2人で制作した曲もある。 

「音作りを、一から一緒にやることができました。アルバム全部が生音なのでリズム録りから参加できましたし、サクセスも肌で感じながら、完成に向かうことができました。とても充実した制作期間でした」


 ミニアルバムには7曲を収録している。「生きている音」へのこだわりもあって全部生音。どの曲も魅力を放っている。なかでも『SUNSET KISS』の完成度には、TAKAHIROも驚いたという。 

「オーガニックな曲にしたいと思っていたんです。ハワイのイメージで、いい意味で、耳を傾けなくてもすっと入ってくるような曲にしたかった。ジャック・ジョンソンのような。そのイメージを亀田さんに伝えたところ、すごいものが出来上がってきたんです。オーガニックで、音数も多くなくて、日本語がちゃんとはまっている。そのあんばいがすごいんです」

 オーガニック、音数が少ない——。EXILEがやっていることとは正反対でもある。やはり、ボーカリストとしては、シンプルな楽曲への渇望みたいなものがある? 

「歌い手としてだけで考えると、正直なところ、シーケンスが多いと多少なりとも歌いづらいっていうのはありますよね(笑)。ソロでやるにあたって、思う存分、自分の色を生かして楽しめる方向の音作りをやってもらっています」

 ロックやロカビリー調の楽曲もある。TAKAHIROのボーカルが存分に堪能できる解放感のあるロックナンバー『Irish Blue』はGLAYのTAKUROが書き下ろしている。 

「TAKUROさんには、直接お願いしました。GLAYさんならではのキャッチーさのある曲を歌ってみたいという思いからで、『BELOVED』『グロリアス』『a Boy〜ずっと忘れない〜』『都忘れ』を例に挙げて。この曲をいただいた時には、めちゃくちゃうれしかったですね。歌詞もまだ自分では手を付けられない平和だったりして。水を得た魚じゃないですけど、早くライブで歌える日がくるといいなと思っています」
撮影・仲西マティアス
 2017年は、さまざまなインプットがあって、収穫の年だったという。 

「いろんな仕事をさせてもらいましたけど、一つひとつに集中できて、感覚的に、表現的に収穫があったと思います。舞台『MOJO』では、30公演もあったし、たくさんのヒントをもらえました。それに『BLACK BEANZ』は『MOJO』がなかったらできなかった曲。でも何よりも、あの舞台では “TAKAHIROじゃなかった”って感想をいただけたのがすごいうれしかったですね」

 2018年はEXILEが始動する。 

「今思うのは、楽しめたらいいなってことだけですね。これは僕自身のことになりますけど、今まで使命感や責任感にとらわれていた時期が続いていたんです。気づけば周りは後輩ばかりで、EXILEには新メンバーも増えて、そのなかでボーカルとしてもきちんと立たなければいけない。お金を払って見に来てくれる人がいるんだから!って。自分が楽しむことよりも、やらなきゃいけないことばかりが先行していました。でもまずは自分が楽しまないと」

 先日、そのために準備を始めるメンバーの様子がSNSで紹介された。EXILE TAKAHIRO、そして2018年のEXILE。楽しみにしたいことばかりだ。(本紙・酒井紫野)
ミニアルバム『All-The-Time Memories』発売中

rhythm zoneより発売中。【CD+Blu-ray 盤】3800円、【CD+DVD 盤】3000円、【CD only 盤】2000円(すべて税込)。DVDとBlu-rayには『Eternal Love』のショートフィルム(約30分)のほか、『Irish Blue』『memories』のミュージックビデオ、THE NINE WORLDS presents『九楽舞 博多座』ライブ映像も収録。作品の詳細およびEXILE TAKAHIROの最新情報は(http://exile.jp/)。
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