【編集部オススメ舞台】劇団桟敷童子『標〜shirube〜』

撮影:森田貢造
 劇団桟敷童子は手作りの大掛かりなセットと骨太で猥雑な群集劇に定評がある。

 その物語は演出の東憲司が生まれ育った炭鉱町や山間の集落を舞台としたものが多く、絶望や陰鬱とした出来事に直面しながらも「それでも生きていく」という人間の強さだったり、性といったものを描き切る。

 今回は東の得意とする因習・風習といった非現実的な要素に、戦争によって引き裂かれた愛する人を待ち続ける人々という現実的な要素を融合。戦争のもたらした悲劇にもがき苦しみながらも一縷の望みを残し懸命に生きる人々の姿を怒り、悲しみ、喜び、そしておかしみといったさまざまな感情を交えながら描く。

 東はこれまで演劇集団円で2作品の作・演出を担当。そのときに主演を務めた朴璐美が今回は東のホームに参戦。朴の繊細さ、可憐さが桟敷童子の世界観とどう融合するのかも見もの。

【日時】12月12日(火)〜25日(月)(開演は12〜14・21日19時、15・19・22・25日14時、16・23日13時/18時、17・24日13時、18・20日14時/19時。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)【会場】すみだパークスタジオ倉(錦糸町)
【料金】指定席 一律3800円/自由席(予約番号順に入場)前売一般3500円、前売学割3300円(要・学生証)/墨田区民割引3300円(要・証明書)/当日券 一律3800円/割引day(12・13日19時の回)2800円(全席自由。前売り当日とも一律2800円)
【問い合わせ】劇団桟敷童子(TEL:03-3375-8288 [HP] http://www.sajikidouji.com/
【作】サジキドウジ(東憲司)
【演出】東憲司
【出演】朴璐美/板垣桃子、原口健太郎、稲葉能敬、鈴木めぐみ、外山博美、川原洋子、もりちえ、新井結香、大手忍、深津紀暁、升田茂、内野友満、丹野奏恵、柴田林太郎、三村晃弘/石原由宇(演劇集団円)、平野潤也(演劇集団円)、山本亘