年末年始に帰省したら、チェックすべき10のこと。

遠く離れて暮らす親が心配な人は8割! しかし対策をしていない人が3分の2以上
年末年始、久しぶりに帰省したら親の様子が心配になった、という人は少なくないのでは。高齢化社会がますます進み、2022年には65歳以上の高齢者が全人口の4人に一人という計算になるといわれている現在。地方では過疎化も進み、今後はさらに一人や夫婦のみで暮らす高齢者が増えることも予想されている。

 オウチーノ総研が2016年に行ったアンケートでは、親の老後を不安視している人は8割を超えるにもかかわらず、親の老後に備え対策をしていないと答えた人は約3分の2にのぼることが明らかになった。不安はあっても何から始めればいいのか迷ってしまう人は多いはず。遠く離れて暮らす親が健康に暮らしているかどうか、まずは普段からこまめに確認しておくことが大切。
【写真左から】桜美林大学大学院老年学研究科の渡辺修一郎教授、シニアライフデザインの堀内裕子代表
 そこで、この年末年始の帰省時に“異変を見分ける10のチェック事項”を活用してみては。このリストは、桜美林大学大学院老年学研究科の渡辺修一郎教授と、シニアライフデザインの堀内裕子代表の協力のもと、作成されたもの。
【10のチェック項目】
①週に1回以上外出しているか。昨年より外出頻度が減っていないか。
②ここ5年くらいのでき事の話を覚えているか。
③今まで好きでやっていた作業や趣味などを楽しんで続けているか。声が小さくなっていないか。
④起床時刻、就床時刻に変わりはないか。
⑤今年1年間、転ばずに過ごせたか。
⑥この半年に3kg以上体重が増減していないか。
⑦食事中にむせたり、のどからゴロゴロと音が出ていないか。
⑧食事の際にお茶や水を飲んでいるか。トイレの回数が少なくなっていたり、うとうとするしたりしていないか。
⑨夜間、トイレに何回起きるか。そのために寝不足になっていないか。
⑩耳の聞こえ方、目の見え方が悪くなっていないか。
「TEPCOスマートホーム 遠くても安心プラン」画面
 こまめに帰省できないのであれば“見守りサービス”を活用するのも一つの手段。東京電力エナジーパートナーの「TEPCOスマートホーム 遠くても安心プラン」は、家電の利用状況から、離れて住む家族の暮らしぶりをスマートフォンで簡単に確認できるというサービス。分電盤にエネルギーセンサーを取り付けることで、エアコン、炊飯器、電子レンジ、ヒーターやドライヤー、ケトルなどの高熱家電、掃除機、テレビ、IHクッキングヒーターといった家電の使用状況をスマホで確認できる。「どの家電」が「どれくらい使われたのか」をいつでもスマホで確認できるので、例えば長時間エアコンを利用し続けていたら電話をして水分補給を促して“かくれ脱水”を防ぐなどの行動を取ることが可能になる。スマホは最大5人まで登録可能なので、複数で見守ることができる。

 普段なかなか気づかない“起こってからでは遅い”ことは未然に防ぎたいもの。年末年始の帰省をきっかけに、離れて暮らす家族の見守りを検討してみては。