【編集部オススメ舞台】ハイバイ『ヒッキー・ソトニデテミターノ』

(撮影・平岩享)
 作・演出を務める岩井秀人が、自身が引きこもっていたころのことを題材とした『ヒッキー・カンクーントルネード』を上演したのが2003年。今回の『ヒッキー・ソトニデテミターノ』はそれから約10年後、岩井がひきこもり自立支援団体を取材し、書かれた続編。初演は2012年にパルコ・プロデュースで吹越満主演で上演された。吹越が演じた登美男を今回は岩井自身が演じる。初演に引き続きキーとなる20年ひきこもっている男を古館寛治が演じ、初演ではその母だった役を父として猪股俊明が演じる。

「ひきこもり」だった過去を持つ登美男は現在、外に出るきっかけを作った「出張お姉さん」の黒木香織のアシスタントをしている。その現場で登美男は自分とは違うタイプの2人のひきこもりに出会う。黒木と登美男は2人を「一時預かり」としてひきこもりたちの寝泊まりする寮に入れるのだが…。

 ちなみに「出張お姉さん」というのは自立支援団体に実際にいる「レンタルお兄さん」をモデルに岩井が生み出した設定。

 本作は国内4都市を回った後、フランスのパリでも上演される。フランスでハイバイの世界観がどのように受け取られるのか。

ハイバイ『ヒッキー・ソトニデテミターノ』
【日時】2月9日(金)〜22日(木)(開演は9・14〜16・21日19時、10日18時、11・12・17・18日14時/18時、20日14時/19時、22日14時。13・19日休演。開場は開演20分前。当日券は開演40分前)
【会場】東京芸術劇場 シアターイースト(池袋)
【料金】前半割(2月9日〜2月12日)前売3500円、当日4000円/一般(2月14日〜2月22日)前売4000円、当日4500円/学生(前売・当日共)3000円(受付にて要証明)/高校生以下(前売・当日共)1000円(前売は東京芸術劇場窓口のみ販売、要証明)
【問い合わせ】ハイバイ(TEL:080-6562-4520=10〜20時 [HP]http://hi-bye.net/
【作・演出】岩井秀人
【出演】岩井秀人、平原テツ、田村健太郎、チャン・リーメイ、能島瑞穂、高橋周平、藤谷理子、猪股俊明/古舘寛治