レオナ・ペタスが「西京佑馬、6秒で倒す」【4・22 Krush.87】

レオナ・ペタス(左)と西京佑馬
西京は「しっかり自分のファイトスタイルを貫けば勝てる」

「Krush.87」(4月22日、東京・後楽園ホール)の第二弾カード発表会見が2月28日開催された。

 今大会では王者・佐々木大蔵にゴンナパー・ウィラサクレックが挑戦する「krush-63kgタイトルマッチ」が行われる。

 この日は本戦4試合とプレリミナリーファイト3試合が発表された。

 -60kg Fightでレオナ・ペタスと西京佑馬が対戦する。

 ペタスはプロ戦績26戦20勝(8KO)5敗1分で、「2016年英雄伝説アジア-60kg級トーナメント」優勝という実績を誇り、Krushでもタイトルに絡むなどトップ戦線で活躍中。一方の西京は「K-1甲子園2016 -60kg王者」で昨年プロデビューし、これまで3戦3勝(1KO)というチャレンジングなカードとなった。

 宮田充K-1プロデューサーは「ペタス選手はKrushではトップ選手を片っ端から破っており相手探しが難しかったが、そこで西京選手が名乗りを上げてくれた。キャリアの差はあるが今まで3戦を見た中で全く危なげない試合をしていることを評価した」などとこのカードが実現した経緯を語った。

 西京は「最初はビックリしたが、負ける気はしなかったので受けさせていただいた。ペタス選手はパンチが強い印象。パンチには気を付けていきたい。トップ選手だとは思う、倒すのは難しいと思うがしっかりと勝ちたい。なめてはいない。しっかり実力は認めているが、しっかり自分のファイトスタイルを貫けば勝てるんじゃないかと思っている」

 ペタスは「まずはオファーを受けていただいた西京選手、ありがとうございます。受けたということは僕に勝てると思っているということだと思うので一言だけ。“なめるなよ”。西京選手はバランスが良くて倒しにくい選手だが、倒せると思う。練習の成果を出してきっちり倒したい。僕もデビューから3戦3勝3KOだったが、4戦目に後藤勝也選手に叩き潰されたので、同じように叩き潰そうと思っている」と話した。

 今後のタイトル戦線に大きく影響する試合となるが、西京は「ここでしっかり勝てば近いうちに(タイトル戦を)組んでいただけると思うので、しっかり倒して勝ちたい」、ペタスも「現チャンピオンより僕のほうが強い。チャンスがめぐって来ないだけ。与えられた試合を1試合1試合勝っていけば、必然的にめぐってくると思う。取りあえずkrushのベルトが欲しい。K-1 はkrushのベルトを獲った後に考えたい」などと話した。

 またペタスは「僕と戦ってもいい試合になるとは思うが、いい試合になってしまったら26戦をやってきたのが嘘じゃんとなってしまうので、いい試合にならないように倒したい。僕の弟分の良輝が西京選手のお兄さんに7秒で負けたので、僕は6秒で倒そうと思っている」とも話した。
山際(左)と松岡(右)。松岡が「こんなディスりのない会見で…」というほど会見は穏やかに進んだ
山際「次のタイトル挑戦者に選んでもらえるような試合をしたい」

 -67kg Fightでは山際和希と松岡力が対戦する。

 山際は昨年9月の「K-1初代ウェルター級王座決定トーナメント」で敗れたものの、その後、Bigbangの2月大会でKO勝ちを収め復活。満を持してのkrush再登場となる。松岡は今年からKrushに参戦し、1月大会でインパクトのあるKO勝利を飾り、再登場が熱望されていた。

 松岡は「山際選手はこんな名もない選手とやっても何の得もないと思うんですが、僕は得ばかりなんで頑張りたい」

 山際は「去年9月にK-1で負けてから自分のスタイルを見つめなおして、スタイルを変えようということでいろいろと試行錯誤してきた。2月には練習の成果を出せて1RKOという結果を残すことができた。今は調子がいいので次の試合もKOを狙っていきたい。(松岡は)何年か前から知っていた。力の抜き方がうまくてテクニックのある選手。この選手は絶対にタイトルに絡んでくると思っていた。ここでしっかり勝って、次のタイトル挑戦者に選んでもらえるような試合をしたい」などと話した。

 2月大会では同級王者の塚越仁志が防衛を果たしたが、松岡は「僕だったらローで倒せていた。どっちとやっても勝つ自信はあるので山際選手に勝ってタイトル戦につなげたい」、山際も「僕も同じ。あの2人のどちらとやっても勝てると思いました」と話した。
川崎(左)と鈴木
川崎は「いつでも空いているのでお願いします」と宮田氏にアピール

 -65kg Fightでは川崎真一朗と鈴木勇人が対戦。川崎は昨年、KHAOSに参戦。敗れはしたもののバズーカ巧樹と壮絶な打撃戦を展開。大晦日には中国の英雄伝説に参戦し、こちらも敗れはしたものの中国のファンを沸かせる激しいファイトを展開。その戦いっぷりが評価され、今回の参戦となった。鈴木は昨年12月のK-1後楽園大会で篠原悠人と対戦し、敗れはしたものの、こちらも試合内容が評価され、今回の参戦となった。

 鈴木は「前回は負けて悔しい思いをしていた。1日でも早く試合がしたかった。誰が相手でも関係ない。本来の自分らしい激しい試合をして勝ちたい」

 川崎は本来は63kgで戦っているのだが、今回は65kgでの試合。「65kgでという話を聞いた時に真っ先に鈴木選手の顔が頭に浮かんだ。何かの縁だと思う。2連敗中なので負けられない。絶対に勝ちます」と話した。

 ちなみに川崎は鈴木の試合は1試合しか見たことがないのだが、頭に浮かんだことについては「直観です」と答えた。

 ともに敗戦からの再起戦になるが、鈴木は「勝つのは当たり前。インパクトを残して勝たなきゃ意味がない」、川崎は「テーマは勝つこと。それ以外にはない。目標であったKrushのリングに立てるのでとりあえず相手をぶっ倒して、また呼んでもらえるようにするだけです。いつでも空いているのでお願いします」と宮田プロデューサーにアピールした。
瓦田(左)と竹内
「いずれタイトル戦線にからんでくる」瓦田と竹内が対戦

 -63kgでは瓦田脩二と竹内悠希が対戦。宮田プロデューサー曰く「いずれタイトル戦線にからんでくるであろう2人」とのこと。

 竹内は「初めての本戦出場。前回は負けて復帰戦。前回はアゴを打たれて倒れてしまったので今回はディフェンスを勉強していい試合をしたい」

 瓦田は「やっとスタート地点に立てたかなと思う。デビュー前からいろいろな人に応援してもらっている。こんなところで負けてはいられない。全力でぶっ潰しにいきます」

 そしてともに今年は実績を積んで、来年にタイトル獲得を目指すと話した。

 そしてこの日は-67kg Fightの海斗vs斉藤雄太、-53kg Fightのル璃明武(りあむ)vs篠原広耀、女子-45kg Fightのテキサス・アユミvs福原優のプレリミナリーファイト3試合が合わせて発表された