光るオリジナルダンスシューズ完成で感激(T T) 広尾学園高等学校ダンス部

 昨夏開催された「JSDA Presents DANCE CLUB CHAMPIONSHIP VOL.5 全国高等学校ダンス部選手権」でChiyoda賞を受賞した広尾学園高等学校ダンス部に8日、賞品の光るダンスシューズが届けられた。

 同大会で「葛藤(タラレバ)」をテーマに踊って、Chiyoda賞に輝いた。その際に賞品として贈られたのが、自分たちのデザインで光るダンスシューズを作る権利。大会終了後、昨年8月末から部内でデザイン出しをして案をまとめ、メーカーとすり合わせをしながら、完成に至った。

 手渡されたダンスシューズの箱を開けると「わあっ!」と声をあげて喜んだ。こだわりの刺しゅう部分を優しく撫でたり、手を入れて靴底のクッション性を確かめたり。ソールをカラフルに光らせると「パリピのシューズだー!」と元気な声。靴ひもを緩め足を入れて歩いたり、光の色を変えて並んで歩いてみるなど、新しいシューズの履き心地や、可能性を味わった。

 チームを部長として率いた安田愛麻(えま)さんは「デザインを含め、自分たちがやってみたいと思ったことを自由にさせていただけてたので楽しかったし、うれしかったです。靴底も柔らかくて踊りやすそうです」と、笑顔を見せた。
 
「JSDA Presents DANCE CLUB CHAMPIONSHIP 全国高等学校ダンス部選手権」は、全国の高等学校ダンス部の頂点を決めるダンスイベント。漢字二文字で表したテーマの表現力、技術、構成やチームワークなどで審査するもの。昨年の大会では、社会現象にもなったバブリーなダンスで注目された大阪府立登美丘高等学校が優勝した。
 

光るシューズに感激!