カズレーザー「失敗したらハラキリ」ハリウッド俳優も苦笑!?

 映画『パシフィック・リム:アップライジング』のジャパンプレミアイベントが26日、東京ミッドタウン日比谷にて行われ、新世代『スター・ウォーズ』シリーズで一躍ブレイク中のジョン・ボイエガや前作に続き出演する菊地凛子らが登場。3月29日にグランドオープンする新スポット・東京ミッドタウン日比谷で、初のレッドカーペットイベントを披露した。

 日本の特撮映画にインスパイアされたアカデミー賞監督ギレルモ・デル・トロが生み出したハリウッドの“KAIJU”映画の第2弾。突如、出現した“KAIJU”に立ち向かうべく、選ばれたパイロットたちが巨大人型兵器イェーガーに乗り込み、戦いに挑む物語。

 グランドオープン前の東京ミッドタウン日比谷を飾ったレッドカーペットに、最初に登場したのは本作でピンポイント吹替を担当したスペシャルサポーター、メイプル超合金の2人。続いて、本作でハリウッドデビューを果たした新田真剣佑、人気キャラクター・森マコを演じた菊地と、日本人キャストが大きな歓声で迎えられた。スティーヴン・S・デナイト監督夫妻や、クリント・イーストウッドを父に持つスコット・イーストウッド、そして主人公ジェイク役ボイエガら来日ゲストの登場で、会場の熱気は最高潮に。

 菊地は「今回は東京がキーとなって出てきます。この場所で、そしてこの映画で皆さんと再会できて大変うれしいです」と喜びの表情を見せ、デナイト監督も「東京の皆さん,、昨年の東京コミコンで約束した通り、この映画でこの東京をぶち壊したよ! 見事にその夢が叶ったのでこの映画を楽しんで!」と、ファンの期待に応える出来ばえを約束し、会場のファンを熱狂させた。

 その後の舞台挨拶でも監督は「デル・トロが作り上げた土台を受け継いで壊さないようにしながらも、さらなるスペクタクルを目指しました。僕も日本が大好きで、ウルトラマンやマグマ大使、ゴジラ映画など怪獣映画をたくさん見ていた大ファンなので、この映画をお届けできるのがうれしいです」と熱いKAIJU愛を語り、キャストたちも日本での上映に喜びを隠せない様子。

 最後にメイプル超合金が鏡開きの酒樽とともに登場。カズレーザーに「これは非常に厳かで、かつキケンでバイオレント、失敗するとハラキリですよ!」とおどされ?つつ、日米の豪華キャストと監督は、見事なチームワークで鏡開きを成功させた。最後にボイエガが「皆さんの街を破壊してしまって申し訳ない(笑)。でも絶対楽しんでもらえるよ!」とアピール。熱狂的なジャパンプレミアの幕を閉じた。
 映画は4月13日より全国公開。