劇団☆新感線 × 宮藤官九郎 × 360°回転劇場の最新作!

 客席が360°回転する劇場「IHIステージアラウンド東京」はオープンから1年を経てもなお話題を集め続けている。こけら落とし公演は劇団☆新感線の人気演目『髑髏城の七人』。“花”“鳥”“風”“月”、そして“極”と5つのシーズンに分けられ、脚本と演出を練り直し、すべて異なるキャストでそれぞれのアプローチで1年強をかけて上演されてきた。

 フィナーレとなる『修羅天魔〜髑髏城の七人 Season極』の公演も大盛況のなか、次回上演作品が発表された。この7月に開幕する、劇団☆新感線が宮藤官九郎とタッグを組んで挑んだ初のシェイクスピア作品『メタルマクベス』だ。

『メタルマクベス』は、シェイクスピアの『マクベス』の世界観をそのままに、2206年の退廃した近未来とバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換えて展開するストーリー。ハードロックとヘヴィメタルの生演奏も加わった音楽劇だ。

 初演から12年を経て復活するにあたって、宮藤が自ら脚本を書き直し、キャストを変え、演出にもアレンジを加えて、“disc1”“disc2”“disc3”と題して3作を連続上演する。

“disc1”でマクベス夫妻を演じるのは、退団してから21年ぶりの劇団☆新感線出演となる橋本さとしと、ミュージカルの女王・濱田めぐみ。そして“disc2”に尾上松也と大原櫻子、“disc3”には浦井健治と長澤まさみが続く。

 演出のいのうえひでのりは「一番の挑戦は、生バンドが入るこの劇場初の“音楽劇”になるということ。もちろん『髑髏城〜』ではできなかった新たな仕掛けもいくつか考え中ですので、楽しみにしていてください」と、コメントを寄せている。

“disc1”のチケットは4月28日発売。

左上下は“disc1”の橋本さとし、濱田めぐみ。“disc2”(9月中旬開幕予定)には尾上松也と大原櫻子(中上下)、 “disc3”(11月初旬開幕予定)には浦井健治と長澤まさみ(右上下)と、豪華キャスト陣が顔を揃える。
ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc1 Produced by TBS
ローソン・ミニストップ店頭Loppiで4/28(土)12:00一般発売

【日程】7月23日(月)〜8月31日(金)
【会場】IHIステージアラウンド東京(豊洲)
【料金】13,500円(全席指定・税込)
【備考】未就学児童の入場不可。チケットは1人1枚必要。
【作】宮藤官九郎【演出】いのうえひでのり【出演】橋本さとし、濱田めぐみ/松下優也、山口馬木也/
猫背 椿、粟根まこと、植本純米/橋本じゅん/西岡德馬 他
【チケットの購入および問い合わせ】http://l-tike.com/play/metalmacbeth_disc1/