スピルバーグ新作レッドカーペットで“大人の”高梨沙羅

ジャンプ女子の高梨沙羅が大人のたたずまいで登場(撮影・蔦野裕)
映画「レディ・プレイヤー1」ジャパンプレミア

 映画「レディ・プレイヤー1」のジャパンプレミアが4月18日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で行われた。

 同映画はスティーブン・スピルバーグ監督の最新作で、「機動戦士ガンダム」や「AKIRA」の金田のバイクなど日本のポップカルチャーをはじめ、世界中のカルチャーの有名キャラクターが多数登場。アメリカでは過去10年のスピルバーグ監督作品史上最高のオープニング成績を樹立し、世界中で初登場№1を記録するなど、世界中で大きな話題を呼んでいる作品だ。

 歌舞伎町のど真ん中に設えられたレッドカーペットでは平昌オリンピックの女子ジャンプで銅メダルを獲得した高梨沙羅、叶姉妹らが闊歩した。

 高梨は普段の競技中とは一線を画す真っ赤なワンピースで登場。“大人の沙羅”をアピールした。

 一方の叶姉妹は揃いのピンクのドレスに身を包み、いつも通りのゴージャスなたたずまいで会場に詰め掛けたファンを沸かせた。
ある意味、日本のポップカルチャーでもある叶姉妹(撮影・蔦野裕)
スピルバーグ監督が13年ぶりの来日

 イベント後半には本作キャストのタイ・シェリダン、オリビア・クック、森崎ウィンが登場。レッドカーペットでファンと交流した後に、真打ともいうべくスピルバーグ監督が登場。監督は13年ぶりの来日とあって、詰めかけたファンは大きな歓声で監督を迎えた。

 最後のトークセッションでは監督は「この作品は私にとってとてもパーソナルな映画なので、ぜひとも自ら日本に行って紹介したいと思った」と久しぶりの来日の理由を語った。そして作品については「今回は日本のポップカルチャーの要素が非常にたくさん含まれている。みなさんにはぜひこのキャラクターとストーリーを楽しんでほしい」と話した。

 また13年ぶりの日本の印象を問われると「いろいろと変わっているところはあると思うが、人々が礼儀正しい、お互いに敬意を払っている。そして日本はシニシズム、皮肉があまり見受けられない。それは自分の国とは違う。『レディ・プレイヤー1』は私の映画の中では一番シニシズムがない映画なので日本には合っていると思う」と話した。
森崎ウィン、スピルバーグ監督、オリビア・クック、タイ・シェリダン(左から)(撮影・蔦野裕)
主演のオリビアは「明日の夜、日本の文化を楽しみたい」

 日本のポップカルチャーが多く登場する作品とあって、ステージにはガンダム、デロリアンが置かれ、ハローキティがステージで監督らを出迎えた。そしてステージのバックでは歌舞伎町名物の新宿東宝ビルのゴジラが見守るというシチュエーションだったのだが、監督は「アニメに出会ってから日本のポップカルチャーに魅了されている。私が三船敏郎、黒澤明の映画に出会う前に幼いころに父親に連れられて東宝映画の『ゴジラ』を見に行った。それが初めて見た日本映画だった。『ジュラシック・パーク』はそれをもとに作った映画。『レディ・プレイヤー1』にはメカゴジラが登場するんだけど、劇中ではオリジナルのゴジラ曲を使わせてもらっている」と明かした。

 初来日となるオリビア・クックは日本の印象について「美しい街。いろいろと見たいと思っているが、昨晩(日本に)着いたばかりでたくさん仕事をしているので、明日の夜、できるだけいろいろなところに行って、歩いて食べて、日本の文化を楽しみたい」と話した。ただ「食べたい」と言っていた寿司に関してはすでに食べたようで「オイシイ!(笑)」と目を輝かせた。

 本作では「オアシス」と呼ばれるVRの世界と日常を行き来しながら想像を超えるアドベンチャーワールドが繰り広げられる。4月20日から全国で公開。