アントニオ猪木、ゴジラ攻略方法を問われ「セクハラ戦術はダメ」

 体感型謎解きイベント『シン・ゴジラからの脱出』の記者発表会が25日、都内にて行われアントニオ猪木がゲストとして登壇した。

『シン・ゴジラからの脱出』は、参加者が新宿歌舞伎町に設置された「巨大不明生物特設災害対策本部(略称:巨災対)」の一員となって、ゴジラを攻略するために謎や暗号を解き明かす、リアル脱出ゲームの新作。

 猪木は「元気ですかー!!」という、いつもの掛け声とともに登壇。参議院議員を務める猪木にとって、会期中の国会ネタはデリケートな部分…のはずが、開口一番「国会はゴジラ退治より難しい」とぼやいて報道陣を笑わせた。

 さらには、ゴジラを倒す方法を聞かれると「セクハラ戦術はダメですね」。脱出ゲームにちなんだ質問には「今が人生の脱出ゲーム。国会から脱出したい」。「(ゲームのメンバーに)アタマのいいのは要らない。東大卒でも“覚えてない”って言うんだから」と、政界の不祥事ネタを想起させる冗談を連発。

 それでも「あまりゴジラに詳しくないんだけど、出てきた以上はPRします」と、ゴジラのマネを披露するサービス精神も見せたが、登壇したゴジラに「“中”は暑いんでしょ?」と問いかけたり、イベント限定フードの紹介に「ワニの肉は食べたことあるけど、ゴジラの肉ってあるの?」と尋ねるなど終始、自由奔放。

 この日は途中から「腰が痛くて」と椅子に座った猪木だったが「(体は)ボロボロです。年の数より傷の数のほうが多いからね。それでも“元気ですか…”なんて言えない。腹の底から“元気ですかー!!”と言えば元気になる」と笑顔を見せた。
 
『シン・ゴジラからの脱出』は26日より新宿のTOKYO MYSTERY CIRCUSにて開催。

イベント会場限定「ゴジラかき氷」と「ゴジラ第2形態ホットドッグ」(各880円・税別)。ゴジラの肉は使っていません!