軽量級でも「QUINTET」開催【6・9ディファ有明】

写真は旗揚げ戦の模様(撮影・上岸卓志)

まさに“大人が楽しむ格闘技”
 桜庭和志が立ち上げた新グラップリング・イベント「QUINTET」は4月11日にその第1弾となる「QUINTET.1」を両国国技館で開催。平日にもかかわらず多くのファンが駆けつけた。

 QUINTETは日本では古くからなじみ深い「抜き試合」の形式を取り入れた5vs5のチーム戦。打撃のない試合方式とあって、どんな戦いが繰り広げられるのかは未知数な部分もあったのだが、優勝したポラリスチームが日本ではなかなか見ることのないテクニックを披露し、一本勝ちを積み重ねるなど会場を大きく沸かせた。

 そのパズルのような、あるいは詰将棋のような関節技の攻防はまさに“大人が楽しむ格闘技”といった趣で、次回への期待を大きく膨らませた。

 立ち上げ発表会見では今年は4月大会のほかは海外で2大会の開催を予定していたのだが、急きょ、6月9日に東京・ディファ有明で「QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO -Light Weight Team Championship-」と題し第2弾を開催することとなった。

 大会コンセプトは「軽量級チーム日本一決定戦」として総体重360kgで4チームによりワンデイトーナメントで優勝を争う。

 25日には、QUINTET.1に参戦した所英男と中村大介がそれぞれチームを結成することが発表された。詳細は随時発表される。