堀口恭司が9秒でKO勝ち。RIZINがキックトーナメント開催で堀口vs那須川戦実現に現実味【5・6 RIZIN】

堀口(左)のカウンターが炸裂
イアン・マッコールにカウンターの左フック一閃

 格闘技イベント「RIZIN」の2018年第一弾大会となる「RIZIN.10」(5月6日、福岡・マリンメッセ福岡)のメインで行われた堀口恭司vsイアン・マッコールの一戦は1R9秒で堀口が電撃KO勝ちを収めた。

 ともに距離を取ってけん制する中、マッコールが踏み込んでワンツーを放つが、堀口はこれをかわすとカウンターの左フック一閃。まともに食らったマッコールはダウン。追撃のパウンドにいったところでレフェリーが試合を止めた。

 堀口は「左のカウンターを狙っていた」と手短に試合を振り返るとリングサイドで試合を見ていた那須川天心に「那須川君、やろうよ。その立ち技最強トーナメント、俺も出ます」とアピールした。
快勝の堀口
「那須川君、やろうよ」

 これはセミファイナルで勝利を収めた那須川天心が試合後に「RIZINのキックのトーナメントのベルトが欲しい。強い奴とどんどん戦いたいので、ぜひキックのベルトを作ってください」というアピールに応えてのもの。

 試合後の会見で堀口が改めて「今は那須川君と戦いたいと思っている」と言えば、那須川も「堀口選手にそういうふうに言ってもらうのはうれしい。モチベーションがめちゃくちゃ上がる。格闘技ファンだけでなく日本中を巻き込んで盛り上げていきたい」と応えた。これを受け、大会後の会見で榊原信行RIZIN実行委員長が「RIZINキックWORLD GP 2018」の開催を明言。9、12月大会でトーナメントが行われることが決定した。これで堀口恭司vs那須川天心戦が一気に現実味が増してきた。
那須川の胴回し回転蹴り
那須川天心が総合格闘家の中村優作にTKO勝ち

 那須川はセミファイナルで総合格闘家の中村優作とキックルールで対戦。2Rに3つにダウンを奪いTKO勝ちした。

 中村は日本拳法出身。遠い間合いから飛び込んでの打撃で勝負に出る。そこに那須川はカウンターを合わせるが、中村がついつい組みついてしまう場面が多く、なかなか畳み掛けられない。しかし1R終了間際に、中村の右ストレートに那須川が胴回し回転蹴りをカウンターで合わせ、最初のダウンを奪う。

 2Rも中村の右のパンチにやや手こずるシーンもあったが、左フック、右フック、最後は左フックで計3度のダウンを奪い、TKO勝ちした。
一進一退の攻防を繰り広げた矢地(右)とヌネス
矢地がRIZIN5連勝

 RIZINの新エースの一人である矢地祐介がディエゴ・ヌネスとど迫力の殴り合いの末、2-1の判定でRIZINでの連勝記録を5に伸ばした。

 ヌネスは頑強な体で左右のフックを振り回しとにかく前に出るスタイル。矢地はそこにカウンターを合わせ、何度もヌネスをぐらつかせるが、タフなヌネスはすぐに回復し、前進をやめない。グラウンドになっても矢地は強烈な蹴り上げでダメージを与えるなど、2人はどの局面でもアグレッシブな攻防を繰り広げた。
◇第1試合 キックボクシングルール(63.0kg)3分3R
△北井智大(判定1-1 ドロー)ダルビッシュ黒木△

◇第2試合 RIZIN女子MMAルール(54.0kg)5分3R
○村田夏南子(1R4分54秒、フロントチョーク)ランチャーナ・グリーン●

◇第3試合 RIZIN MMA特別ルール(120.0kg)5分3R
○ジャルジーニョ・ホーゼンストライク(判定2-1)アンドレイ・コヴァレフ●

◇第4試合 RIZIN MMA特別ルール(120.0kg)5分3R
○アンテ・デリア(判定3-0)リカルド・プラセル●

◇第5試合 RIZIN女子MMAルール(49.0kg)5分3R
○浜崎朱加(判定3-0)アリーシャ・ガルシア●

◇第6試合 RIZIN MMA特別ルール(59.0kg)5分3R
●マネル・ケイプ(判定1-2)朝倉海○

◇第7試合 キックボクシングルール(51.5kg)3分3R
○石井一成(判定3-0)栄井大進●

◇第8試合 RIZIN MMA特別ルール(70.0kg)5分3R
○ダロン・クルックシャンク(1R3分52秒、KO)松本光史●

◇第9試合 RIZIN MMA特別ルール(70.0kg)5分3R
●ディエゴ・ヌネス(判定1-2)矢地祐介○

◇第10試合 RIZIN女子MMAルール(49.0kg)5分3R
○浅倉カンナ(判定3-0)メリッサ・カラジャニス●

◇第11試合 キックボクシングルール(58.0kg)3分3R
●中村優作(2R1分42秒、TKO)那須川天心○

◇第12試合 RIZIN MMA特別ルール(61.0kg)5分3R
○堀口恭司(1R9秒、KO)イアン・マッコール●