【オススメMusic 5選】自分のペースで……


『灯がともる頃には』阿佐ヶ谷ロマンティクス

 グループ名が示すようにロマンティックなナンバーで注目を集めるポップな4人組、阿佐ヶ谷ロマンティクスの最新アルバム。ギター、ドラムス、キーボード、そしてボーカルの構成で奏でられる楽曲たちはノスタルジックで、心地良くて、優しい。リード曲の「君の待つ方へ」は新しい何かが始まることにウキウキする楽曲、美メロと透明感のある「想像ばかり」は聴き進むほどに、しっとりとした世界観にどっぷりと浸かってしまう魅力的な楽曲だ。タイトルトラックの「灯(ひ)がともる頃には」を筆頭に全10曲を収録。リラックスを与えてくれるポップアルバム。

[J-POP ALBUM]P-VINE 5月16日(水)発売 2400円(税別)


『時間がない』KIRINJI 

 聴いた人の心にするりと入ってくる耳なじみが良くて心地よいサウンドが支持されるバンド、KIRINJI(キリンジ)の最新シングル。6月13日リリースの最新アルバムに先行する作品で、堀込高樹の作詞作曲。飾り立てすぎていない極上のポップスで、洗練された楽曲には、人生の折り返し地点を迎えようとする者が、大切な人を想う気持ちを、真っ直ぐに綴っている。刻々と時間が過ぎているような感覚のリズムは、急げ!と追い立てるわけでもなく、大切な君と会える回数、食事できる回数、書ける曲数に思いをはせるリリックから愛がこぼれる……!

[J-POP SINGLE]Verve / Universal Music 発売中 1728円(税込)


『My Dear Melancholy』THE WEEKND

 カナダ出身のR&Bシンガー、THE WEEKND(ザ・ウィークエンド)の最新アルバムの国内盤。3月30日にサプライズリリースされると全米チャート1位を獲得するなどチャートを席巻した話題作だ。シングルとなった「Call Out My Name」は、かつて愛した人への想いを切々と歌い上げるエモーショナルな楽曲。他収録曲もそれぞれ感傷的だったり扇情的だったり。そんなストーリーも、THE WEEKNDの澄んだ声で歌われると……なぜか心が浄化されていくよう。

[URBAN ALBUM]Universal Music 5月18日(金)発売 1944円(税込)


『Deran』Bombino

 ニジェールのトゥアレグ族出身のギタリストでシンガーソングライター、ボンビーノの最新アルバム。タイトルの『デラン』はお祝いの言葉を意味する本作は強いメッセージのある作品で、苦しみと混乱であふれている世界に向けた希望と励ましの言葉に満ちているという。テーマは、祝福であり、守りであり、統一。そして、故郷である砂漠を忘れない事だという。本アルバムでは10年ぶりにアフリカでレコーディングをしている。アフリカのエネルギーと、フォーク、ロック、ブルースやファンクを取り込んだ彼の音楽が融合した豊かな作品だ。

[WORLD ALBUM]Partisan Records / Hostess 5月18日(金)発売 2592円(税込)