EXILE TETSUYAの最新大学講義「振り付けはただの箱。自分で考えて!工夫して!」

「ゴールデンウィークは何をしてましたか?」近況報告から授業はスタート!

 本紙コラムニストのEXILE TETSUYAが、客員教授を務める淑徳大学人文学部表現学科で「現代表現論」の講義を行っている。今年度はトータル4回と集中した内容で、ゴールデンウィークを挟んで進行中だ。

 10日は第3回目の講義が行われ、TETSUYAは学生たちと一緒にステップを踏んで、汗を流した。

 先月末の2回目から、講義内容はダンス表現へと移っている。TETSUYAの個人プロジェクトである「EXILEパフォーマンス研究所」の活動の一環で制作された楽曲『DANCE PARTY Part 2~Music Bird~』を課題に、取り組んでいる。
 
 この日の講義では、三代目J Soul Brothersのシングル曲「R.Y.U.S.E.I.」で広く知られるようになった「ランニングマン」や、かかとやつま先だけを付けたまま膝を開いたり閉じたりしながら踏む「クラブステップ」というHIP HOPダンスの基本ステップ、首、肩、胸、腰などを上下左右に動かすアイソレーションに授業の多くを費やした。

「照れてやると見ている方が恥ずかしい!思いっきりやっちゃった方がいい!」と“腰”チームの男子学生たちに喝!

 誰でも「ランニングマン」ができる方法として、こども遊びの「けんぱ」の要領でステップを踏むところから初めて、10分も立たないうちに学生のほとんどが習得。一方、「クラブステップ」は難関。TESUYAも「考えてやってると迷宮入りする」というだけに、ステップを踏んでは首を捻る学生が続出。TETSUYAは学生たちの間をぐるぐると歩きながら指導。「はい、やって見て!(笑)」と特定の生徒を指名すると、正しく踏める学生や「ちゃんと間違っている」学生もいたり人それぞれ。ただ、誰もが楽しそうな表情だった。「ダンスって、いきなりできるようになったりします」と、TETSUYA。「クラブはその代表的なステップかも」と、悪戦苦闘する学生たちにエールを送った。

 講義の間、TETSUYAは自らカウントしてステップを踏んで見せたり、思うように体を動かせない学生には言葉や目の前で踊って見せるなどして直接アドバイス。さらに、より効果的なダンス表現をするための強弱のつけ方といったことも伝授していた。

 次回が今期担当する最後の講義。2回の講義で学んだ振り付けをベースに、ダンスを完成させる。ただ踊るときの「フォーメーションと最後の盛り上げは、次までの課題というか宿題」。TETSUYAは、「自分たちで何かを考えるとか、工夫をしてみてほしい」と話し、講義を締めくくった。