【いまライブで聴くべきバンド】渋谷のライブハウス「TSUTAYA O-nest」編

今日もまた、都内のライブハウスではたくさんのバンドやアーティストがライブを行っている……けれど、数も種類も多すぎて、誰を見に行ったらいいのか分からない!!! だったらプロに聞きましょう!

 渋谷のライブハウスの中では中規模で、これからまだ伸びしろのあるバンドのイベントを多く興行しているO-nest。そんなO-nestで日々、東京のリアルな音楽シーンを目の当たりにしているブッキング担当に、ライブハウスという音楽の中でも最も「現場」に近い人間だからこそ勧めることのできる「ライブでこそ聴くべきバンド」を教えてもらった。

ガールズポストパンク!次世代のファッションアイコン「TAWINGS」

【ブッキングコメント】
ポストパンクって昔から、スリッツとかレインコーツとかESGとか個性的で尖った音出してたガールズバンドが多いんですが、TAWINGS(トーイングス)はまさに現在の「ガールズ・ポストパンクバンド」なんです。
 彼女たちは演奏が飛びぬけて上手いというわけではないのに、どこかライブが垢ぬけている。メンバーはほぼ20代の女の子で、とにかくおしゃれでカワイイ。下北沢のファッションリーダーのような見た目で、洋楽ファンにも刺さる洗練されたサウンドを衒いなく作り出しているんです。

 多くの人はガールズバンドと聞いたら、巷によくいるポップでアイドル的なギャルバンを思い浮かべるかもしれないけど…。TAWINGSはそういったバンドとは明らかに違う位置にいる。演奏している彼女たちは、女の子目線で見ても絶対にかっこよくて可愛いと思うんです。今、音楽が好きな若い女の子たちの、憧れの存在になればいいんじゃないかなと思ってます。

 彼女たちの頭角はすでに少しずつ現れていて、今年すでにアメリカで行われる世界最大級の音楽・映画、インタラクティブなどの見本市「サウスバイサウスウェスト」にも出演している。現場を知るブッキングだからこその先見の明が光っている。
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