メルセデス・ベンツの傑作SUV「Gクラス」が現代の究極オフローダーとなって新登場!

 1979年のデビュー以来、メルセデス・ベンツの代表的SUVとしてオフロード派を中心に絶大な人気を誇り続けるGクラスが最新技術でアップデート!

2014年に発売された6輪車〈G 63 AMG 6x6〉。約8000万円の6輪車というモンスター級の車。販売できたのはアジアでは日本だけ

新型Gクラスが証明する“Stronger than time”

新型Gクラス登場で両方乗りたいファン誕生の予感

 本格オフロード車両として誕生しながら、その性能はもちろん機能性重視の研ぎ澄まされたデザインで、車ファンを魅了するGクラス。ハリウッドスターや一流アスリートなど世界や日本のセレブの中にもGクラスのファンは少なくない。

 そんなGクラスが、この度新たな進化を遂げた。独特なスクエアデザインを筆頭にGクラスの個性をそのままに生かしながらも丸形のLEDヘッドライトなどの新デザインがダイナミックかつスタイリッシュな現代的SUVを演出。ラグジュアリー感にあふれ、より快適性が増した内装は、アーバン派も魅了されずにいられない。もちろんメルセデス・ベンツの最新技術による安全運転支援システムや、サポートサービスも備え「史上、最も安全なGクラス」を実現している。それでいて170kgの軽量化を実現。ステアリングの反応度なども向上し、重いハンドルを苦手とする人、街中で乗りたい人にも好評を得そうだ。何より“究極のオフローダー”としての進化は必見。6日、六本木のメルセデス ミー東京で行われたプレス発表会では3タイプのオフロードをイメージしたコースでデモ走行を実施。あいにくの雨で、文字通り“悪路”となった各コースの急傾斜や凹凸をものともせず、パワー、安定性、機能性を示してみせた。
 新型とともに従来型もしばらくの間、継続して販売される。新型と従来型それぞれの個性を楽しむファンが生まれそうだ。

スタッフを直撃! Gクラスの意外なトリビア

Q.Gクラスの“かたち”はなぜ初代からほとんど変わらないの?
A.1979年のデビュー以来、約40年もの間、オフロード車両としての機能性だけを追求したためスクエアなデザインとなっており、そのオフロードの機能性重視という性質がGクラスのコアバリューであるため、過度な装飾や丸みを帯びたデザインにせず、スクエアでアイコニックなスタイリングを継続しているのです。

Q.“デザインを変えない”難しさとは?
A.1つは、サイズが大型化しているにも関わらず、全体のイメージをキープすること。2つ目は、燃費効率などを目的とした空力性能とのバランスや、万が一の事故時の歩行者保護性能(ヘッドライトやウィンカーの構造を工夫して、歩行者保護性能を担保)と両立させること。特徴的なヘッドライトやウィンカーのレイアウトを生かしたまま、構造を工夫することで実現しました。ちなみに、Gクラスのドアを閉めた際の独特な音も、従来型の音を新型でも忠実に再現しています。

Q.「数字」で見る新型の変化
A.実は、従来型と新型で共通している部品は3点のみ(スペアタイヤカバー、ヘッドライトウォッシャーノズル、ドアハンドル)。それ以外はすべて新しくなっています。今回、エンジン出力の変更はありませんが、快適性や安全装備が飛躍的に進歩。それでも、1530万円から1562万円(G 550)と、価格上昇は最小限に抑えています。

新型Gクラスのオフロード性能を六本木で体感

「G-Class Experience」
39年間で蓄積されたGクラスの高いオフロード走破性を、都心で体験できる3つのアトラクションを用意!
【期間】6月7日(木)〜24日(日)【時間】10〜20時【場所】Mercedes me NEXTDOOR【URL】https://www.mercedesme.jp/nextdoor/【予約】https://member.mercedes-benz.co.jp/trial/netdoor/
※専属ドライバーの運転による同乗試乗。その他詳細はホームページにて確認

約45度を登り下り!『ブリッジ』

 最大傾斜約45度の登りと下りを走るアーチ状のコース。ここでの注目は、従来型より約1度ずつ向上したデパーチャーアングルとアプローチアングル、そして車体がサイズアップしながらも向上したランプブレークオーバーアングル。登るとき、下るときにボディーの前後バンパーが地面と接触したり、アーチ状の路面の頂上部分でボディーの底が接触する心配がさらに低減された。

左右前後に凹凸!『モーグル&バンク』

 左側と右側に互い違いの凹凸が用意されているコース。途中でどこかのタイヤが地面から浮いても、独立したサスペンションのおかげで、車体をねじるかのように残りのタイヤが安定して路面と接着。ここでもデパーチャーアングルとアプローチアングルの広さを体感しつつ、凹凸の激しい悪路を走行する際の乗り心地もイメージできるはず。

これぞオフロード『マウンテンクライム』

 NEXTDOORの人気アトラクションとしておなじみ、最高地点約9m、最大約45度の坂を駆けあがるコース。サイズアップでよりSUVとしての迫力を増しつつ機能性や操作性などが向上した新型で、地上約9メートル地点で45度の急こう配を登るスリルとともに、パワーや安定性を体感しよう。

Mercedes me Tokyo(メルセデス ミー 東京)
【住所】東京都港区六本木7-3-10【URL】http://www.mercedesme.jp/【ギャラリー】10〜20時【カフェ】DOWNSTAIRS COFFEE:7〜23時【レストラン】UPSTAIRS:ランチ&ティータイム 11〜18時(ランチLO14時30分)/ディナー 18〜23時(LO22時)/バー 11〜24時(LO23時30分)