卜部功也とゴンナパーがともに対戦を熱望【6・17 K-1】

卜部功也(左)はスキのない攻めでブラックドラゴンを一蹴した(撮影・上岸卓史)
功也はブラックドラゴンから3つのダウンを奪いKO勝ち

「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」(6月17日、 さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で行われたライト級スーパーファイトで同級王者の卜部功也がブラックドラゴンを2R46秒、KOで下し、王者の貫禄を見せつけた。

 ブラックドラゴンは1R序盤からプレッシャーをかけ前に出てパンチを繰り出すが、卜部は右ハイキックをガードするとすかさず左フックを浴びせ、ダウンを奪う。ラウンド終了間際にはカウンターの右ハイキックがブラックドラゴンの首筋をとらえ、2度目のダウンを奪う。

 2Rに入っても勢いの衰えないブラックドラゴンだったが、卜部は体勢を入れ替えロープに詰めるとパンチの連打から飛びヒザの2連発でこの試合3度目のダウンを奪う。ブラックドラゴンに立ち上がる力はなく、2R44秒、KOで勝利を収めた。
ゴンナパー(右)も安保を寄せ付けず(撮影・上岸卓史)
ゴンナパーは新鋭・安保を返り討ち

 この日はKrushライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレックが安保瑠輝也と対戦。2R1分48秒、KOで勝利を収めた。

 このカードは今年2月に「Krush-63kg次期挑戦者決定戦」として行われることとなっていたが、諸般の事情で流れた因縁のカード。

 ゴンナパーはその後、佐々木大蔵を破り、Krush王者となり、安保は関西に拠点を移し、自らのジムを立ち上げ――とともに立場が大きく変わっての対戦となった。

 ゴンナパーは1Rから重いパンチとローキックで安保を追い詰める。2R序盤に強烈な右フックでダウンを奪うと、左フック、左ストレートで立て続けに3つのダウンを奪いKO勝ちした。

 試合後、ゴンナパーが「次はぜひ功也選手と対戦させてほしい。この階級では自分が一番強いと思っている。K-1のベルトが欲しいので、9月大会でタイトル戦ができれば」と言えば、卜部も「リベンジのタイミングをうかがっていたので、どこかのタイミングでやりたい。どうせやるなら一番盛り上がるところでやりたい」などと応じた。

 卜部とゴンナパーは昨年2月に行われた「初代ライト級王座決定トーナメント」で対戦し、ゴンナパーがダウンを奪ったうえで判定勝ちを収めている。卜部はその試合でアゴを折られ、長期休養を余儀なくされるなど、ゴンナパーへの雪辱を虎視眈々と狙っていた。
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」(6月17日、 さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)

◆プレリミナリーファイト第1試合/K-1スーパー・フェザー級/3分3R
◯(日本/リーブルロア)横山朋哉 (2R2分5秒、KO)久保一馬(日本/FIGHT CLUB 428)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/K-1ウェルター級/3分3R
◯(日本/ポゴナ・クラブジム)海斗(1R1分3秒、KO)渡邊俊樹(日本/優弥道場)●

◆プレリミナリーファイト第3試合/K-1スーパー・ライト級/3分3R
△(日本/K-1ジム五反田チームキングス)鈴木勇人(判定1-0=29-28、29-29、29-29)近藤魁成(日本/大成会館)△

◆プレリミナリーファイト第4試合/K-1フェザー級/3分3R
◯(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)伊澤波人 (判定3-0=29-26、29-26、30-26)伊藤健人(日本/K-1ジム目黒TEAM TIGER)●

◆第1試合/K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
●(日本/ネクサスジム)大滝裕太(1R1分28秒、KO)江川優生(日本/POWER OF DREAM)◯

◆第2試合/K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
●(日本/K-1 GYM EBISU FREE HAWK)小澤海斗(1R2分57秒、KO)ジョージ・バレラ(スペイン/Jesus Cabello Team)◯

◆第3試合/K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
◯(日本/湘南格闘クラブ)村越優汰(延長判定2-0=8-7、7-8、8-7。本戦1-1=27-28、28-28、28-27)エリアス・マムーディ(フランス/Mahmoudi gym)●

◆第4試合/K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
◯(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)芦澤竜誠(1R1分28秒、KO)シルビュー・ヴィテズ(ルーマニア/Voodoo Gym Madrid)●

◆第5試合/K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
◯(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)西京春馬(判定2-1=29-28、28-29、30-29)朝久裕貴(日本/朝久道場)●

◆第6試合/スーパーファイト/K-1ヘビー級(-90kg契約)/3分3R・延長1R
●(日本/士魂村上塾)上原誠(延長判定1-2=10-9、9-10、9-10。本戦0-1=29-29、29-30、29-29)加藤久輝(日本/ALIVE)◯

◆第7試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
◯(日本/谷山ジム)城戸康裕(3R2分30秒、反則)マサロ・グランダー(オランダ/Mike's Gym)●

◆第8試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
◯(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)ゴンナパー・ウィラサクレック(2R1分48秒、KO)安保瑠輝也(日本/team ALL-WIN)●

◆第9試合/K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
●ジョージ・バレラ(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10。本戦0-0=28-28、28-28、28-28)村越優汰○

◆第10試合/K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●芦澤竜誠(判定 0-3=28-29、28-30、28-29)西京春馬◯

◆第11試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
◯(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)山崎秀晃 (判定3-0=29-27、29-27、30-27)中澤純(日本/TEAM Aimhigh)●

◆第12試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
◯(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)木村“フィリップ”ミノル(1R1分48秒、KO)山際和希(日本/谷山ジム)●

◆第13試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]
◯(日本/K-1 GYM EBISU FREE HAWK)野杁正明(2R2分46秒、KO)ヴィンセント・フォシアーニ(ドイツ/Muay Thai Gym Mendez)●

◆第14試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
◯(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)卜部功也(2R46秒、KO)ブラックドラゴン(アメリカ/Blackdragon/Tiger Muay Thai)●

◆第15試合/K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
◯村越優汰(1R51秒、TKO=ドクターストップ)西京春馬●