【インタビュー】太陽の声、Leolaの最新作が完成
LOVEとLIFE、LAUGHTERでハッピーに!

アーティストのLeolaが8月1日、最新作『LOVE, LIFE & LAUGHTER』をリリースする。「Sunshine & Happiness」など全5曲を収録したミニアルバムで「夏に楽しんでもらえる作品」を目標に掲げて制作したという。制作のなかで挑戦したことや、新たな発見は? 本人に聞く。
撮影・仲西マティアス /スタイリスト・曽我一平/ヘアメイク・武田隼人(PUENTE)
――最新作、とても夏らしい作品ですね。

「夏に楽しんでもらえる1枚を作りたい」というのがあって、それをやってみたんです。私に夏のイメージを持ってくださる方も多いので、聴いてくださった方が出かけるときに連れて行ってくださったり、「2018年の夏っていうと『LOVE, LIFE & LAUGHTER』を聴いてたな」って思っていただけるような作品になったらうれしいです。

――収録曲は全5曲とコンパクトになりました。このスタイルに挑戦してみて感じたことはありますか。

これまでミニアルバムという形態に出会ったことはほとんどなかったんですけど、曲数が少ないからこそ、それぞれの曲にアルバムのコンセプトを強く落とし込める印象を持ちました。曲数が多くなるとこの曲とこの曲をつなぐ曲を作ろうという考えかたをしちゃったりすることも、あります。でもこの作品についてはそれがない。コンセプチュアルなアルバムをいつか作ってみたいという気持ちはずっとあったの、それに挑戦できたので、すごくうれしいですね。

――タイトルの『LOVE, LIFE & LAUGHTER』にしたのは?

「LOVE」と「LIFE」、「LAUGHTER」は、自分の生活を充実させるだとか、自分がハッピーでいられるために必要な要素なんです。この3つがあれば、私はハッピーになれるし、皆さんにもそう思ってもらえると思うんです。この夏をハッピーなものにしたい、そう思ってこれに決めました。収録曲は、この曲はLOVEとLAUGHTERとか、こっちはLIFEとLAUGHTERとか、これはLOVEだけとか。それぞれの要素の円が重なっているうえに、収録されている曲が置かれている感覚であるんですよ。そういった面白さもあるものになったかなと思っています。

――コンセプチュアルなアプローチとなると、大文字小文字だとか、フォントだとか、文字の大きさにも意味があったりすることが多いです。今回のタイトルは大文字ですね。

そうですね。特にタイトルとかは重要ですから、大文字なのか小文字だとかも考えます。全部大文字のタイトルにしたのは、弾けるような夏にしてほしい!って思って。
小紋柄オフショルブラウス・小紋柄ラフパンツ/ともにUngrid、ローカットスニーカー/フラミンゴ表参道店、イヤリング・ネックレス・ブレスレット(右)、セットリング(右中指、右小指、左人差し指、左小指)/すべてGrandedge 渋谷109店、リング(左親指)/GALLERIE、ブレスレット(左)/スタイリスト私物
――初めてのコンセプチュアルな作品ということで、制作にも変化はあったのでしょうか?

線だったものが円になった、そんな感じがしています。今までは曲を提供していただいてそれを受け取って、作詞をしていただく方がいたり自分で書いたりして、それを次の人に手渡して編曲してもらう。そしてまたそれをアレンジャーさんにパスしてって、直線が行ったり来たりする感じでした。それが今回はこの作品に関わってくれる人が一緒にいて、そのなかでぐるぐる回っていった感じなんです。誰かとの関わりのなかで生まれてきた温もりや温かさが作品からにじみ出ていると思います。…聞いてくださる方にもそれが伝わったらいいな(笑)。

――今回の作品が特別だから、そうしたやり方になったのでしょうか?

EIGOさんにサウンドプロデューサーとしてこの作品全体に関わってもらうということをしたことが、この輪につながったんじゃないかと思います。

――お話を伺っていると、Leolaさんにフィットしたスタイルなのではないかと感じます。

すごくしっくりきてますね。「これ、いいね」「おもしろいね」って、みんなで話しながらやってるんです。収録曲の「Beautiful day」の途中にある口笛のフレーズも、何か入れるんだけど何を入れるか決めずにレコーディング当日になって、ふと「口笛ぐらい気楽でいいんじゃない」って。それから、みんなでフレーズを作ったんです。すごく肩の力が抜けていて、それが曲に出ていると思います。そういうテンション感で作った音楽ってハッピーだと思うし、歌いたいって思うんです。だから、今、すごくハッピーですね。

――今後もこのスタイルは継続しそうですね。

まだリリースもされていないのに、すでに次のアイデアが浮かんできているので、めちゃめちゃ楽しいですね(笑)。出し惜しみなくみなさんにどんどん届けていきたい!


――さて、曲に乗せられた詞の部分についてですが、コンセプチュアルな作品となると、コンセプトに沿って作ったお話というか、フィクション的な要素が多めなのでしょうか。

サウンド面には夏を強く意識していますが、歌詞はこれまでやってきたこととそう変わらないかなと思います。詞は、自分が感じることだったり、その時にこのことを聞いてほしい人がいるというところから生まれてきています。それを夏の題材として膨らませていく感覚です。感じたこととか伝えたいこととか季節とつながることもあるけれど、根本的には季節とはあまり関係ないところにあると思います。そうそう今回の作品は、わりと最近まで制作をしていたので(笑)、そういう意味で、かなりリアルタイムというか(笑)。どんなふうに聞いてもらえるのか楽しみです。

――この作品では山下達郎さんの「RIDE ON TIME」をカバーしています。

大きなチャレンジでした。ずっと歌ってみたかったんですけれども、たくさんの方に愛されている楽曲。私自身も大好きな曲だし、楽曲にも山下達郎さんにもリスペクトがありますし、生半可にカバーできる曲ではありませんでした。ましてや作品として残すなんて……! すごくチャレンジでした。

――「RIDE ON TIME」は2曲目と、作品でも前半に置かれています。カバーは作品の終わりのほうに置かれる場合が多い感覚があって、「もう?」っていう印象でした。

そうですか(笑)? この曲は、聞きたいときにすぐ聞きたい曲。だから、2曲目というのは自分のなかではそんなに驚きではないかな。このアルバム、自分の中では1日の流れなんですよ。「Magic Clap」は午前中、夜でもいいんですけど、肩の力を抜いて気持ちを楽しい方へと持って行ってもらう。それで「RIDE ON TIME」でガーンと盛り上がって、「Sunshine & Happiness」で大切なものに気付いて、「Just a Love song 」でパーソナルな距離感になって、「Beautiful day」で1日を締めくくるんです。曲数は少ないし、今はアルバムであっても単曲で聞きがちな時代ですけど、通して聴いてほしいなって思います。1曲聞いたら次の曲、そしたらその次の曲って、全部聞いてたってなったらうれしいな。

――前回のインタビューで「スタイルを崩していく」だとか「壊す」といったことをお話されていましたが、今作はある意味、新しいスタートになったんじゃないでしょうか?

この作品で、デビューしてから3年目というフェーズにはいってきました。もっともっとエッジの利いたことをやってみたいですし、今までのスタイルを少しずつ崩して、これまでとは違う角度でLeolaを楽しんでもらえるようなことができたらいいなと思っています。
MINI ALBUM『LOVE, LIFE & LAUGHTER』8月1日リリース

初めてのミニアルバム。2018年の夏のサウンドトラックにぴったりな5曲を収録。初回盤のDVDには「Sunshine & Happiness」のミュージックビデオのメイキングも収録!している。初回生産限定盤(CD+DVD)は2800円。 通常盤(CDのみ)は1800円。ともに税込。Leolaの最新情報は公式ウェブサイト http://www.leolalala.com/http://www.leolalala.com/ で。