翁長雄志(沖縄県知事)【今月の“人”】

(写真:UPI/アフロ)
 がんの治療を続けていた翁長雄志沖縄県知事が8月8日午後、すい臓がんのため入院先の浦添総合病院で死去した。67歳だった。

 翁長氏は7日から意識混濁の状態に陥り、謝花(じゃはな)喜一郎副知事が職務を代行していた。

 謝花氏によると、翁長氏は4月に切除手術を行った膵がんが肝臓に転移しており、7月30日から浦添総合病院に入院していたという。

 翁長氏は那覇市生まれ。会社役員を経て那覇市議や県議、那覇市長を歴任。自民党県連幹事長も務めた。平成26年11月に普天間飛行場の辺野古移転の手続きを進めた仲井真弘多氏を破って初当選。一貫して政府に対決姿勢を取り続け移設反対運動の象徴的存在だった。

 7月27日には辺野古移設に関し仲井真氏が出した埋め立て承認の撤回に踏み切る考えを表明していた。

 知事選は翁長氏の任期満了(12月9日)に伴い11月1日告示、同18日に投開票の日程が決まっていたが、前倒しされ9月中には行われる見通しだ。