正しいがんの情報を知ることができる2日間 「ジャパンキャンサーフォーラム2018」が開催


 がん患者と家族のための日本最大級のがん医療フォーラム「ジャパンキャンサーフォーラム2018」が11日(土)、12日(日)に東京・築地の国立がん研究センター築地キャンパス新研究棟で開催された。主催・運営は、「科学的根拠に基づくがん医療の普及啓発」に取り組んでいる、認定NPO法人キャンサーネットワークジャパンで、今年で5年目を迎える。

 フォーラムでは、大腸がん、胃がん、乳がん、肺がんなど罹患者が多いもののほか、罹患者数の少ない希少がんや就労のこと、またがんサバイバーの体験談など50を超える多彩なプログラムを実施。さらに企業や患者会、患者支援団体などがブースを出展し、がんに対する理解を深める発信や、がん患者や家族の生活周りの最新情報を提供した。

 また、昨年大好評のがんサバイバーのメイクアップ&フォト企画「LAVENDER RING MAKE UP&PHOTOS WITH SMILES supported by SHISEIDO」も開催。これは、「がんになったら何もできないのでは?というイメージを変えたい」というャンサーサバイバーたちの思いから企画されたプログラム。

 がん患者を対象に、資生堂ライフクオリティービューティーセンターのメール―キャップケアリストがメーキャップを施し、資生堂ビューティーサロンのスタイリストがヘアスタイルを整え、フォトグラファー金澤正人氏が撮影。さらに、アートディレクター河瀬太樹氏とデザイナー今村浩氏がその場でポスターに仕上げ、社会に発信していく。

 モデルとなったサバイバーたちの笑顔は明るく生き生きと輝いている。「がんになったら何もできない」ではなく、「がんになっても何でもできる」「がんになったからこそできる事がある」という事をその表情で証明してくれているよう。

 今やがんは2人に1人がなると言われている病気。それだけに、当事者だけではなく、家族や友人など周りの人ががんを理解し、最新の情報を得ることは、がんと闘う上でとても重要な事。そういう意味でも、最新の正しい情報を医療従事者から直接聞ける同フォーラムはとても貴重な機会となった。

 今回のプログラム(一部を除く)は、後日YouTube の「Cancer Channel」で公開される。