髙田延彦がガン闘病公表のKIDにエール

神妙な面持ちでKIDについて語る
「俺はよみがえってくると思う。それだけのハートを持った男」

 RIZINの髙田延彦統括本部長が8月27日、元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏との番組「髙田横粂の世相談義」(FRESH!で月曜21時〜不定期配信中)内で、先日、ガンで闘病中であることを発表した山本“KID”徳郁へメッセージを送った。

 髙田氏は「なんとか彼の持つ強靭な精神力で病を撃退して、またみんなの前に元気な姿を、できることなら試合を見せてほしい。回復を心から見守りながら、日本のファンの前で、あるいは世界に向けても彼の試合を見せてもらえる、そんな日を待ち続けたいと思います」と話した。そして「この話を聞いた時には目の前が真っ暗になった。でも俺はよみがえってくると思うよ。それだけのハートを持った男ですから」と続けた。
この日は堀口と那須川から番組にメッセージが送られた
堀口vs天心戦決定の裏側を解説

 また先週発表となった「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カードについても言及。

 大きな注目を集める堀口恭司と那須川天心の対戦については堀口が「トーナメントなんてまどろっこしいこと言ってないで9月にワンマッチでやりましょう」と提案し、それを那須川が快諾したことから一気に実現したことを明かした。

 髙田氏は「この2人がキックボクシングルールで交わるのは最初で最期になるかもしれないスーパードリームマッチ。2人にはファンを代表してありがとうございますと言いたい」と話した。そして「欲を言えば1年先か2年先になるか分からないけど、今度は天心から“もう堀口さんの時代じゃないんです。俺とMMAで勝負してください”なんて言葉を聞いてみたい」とさらなるドリームマッチへ思いを馳せた。

 同大会では朝倉未来と海の朝倉兄弟の揃い踏みが実現するのだが、髙田氏は2人について「これからのRIZINのキーマンになる。試合が超アグレッシブで、彼らに対する注目度はすごく上がっている。ぜひこの2人の戦いにも注目してもらいたい」と猛プッシュした。
横粂氏(右)はこの日も弁護士、元国会議員の立場で的確な解説を見せた
高校野球の球数制限にはあえて「反対」

 この日は今や社会問題にもなっている高校野球の球数制限の是非についても切り込んだ。

 番組内のアンケートで8割超が制限に賛成する中で髙田氏は「選手の体のことを考えたら当然、球数制限とか投球間隔を空けることは必要なんだけど」と前置きしたうえで、あえて「球数制限には反対」という立場を取った。

 まず「私立はそれでもいいかもしれないけど、県立とか公立だと投手を3人も4人も揃えることは現実的には難しい。今のようなシステムでなければ、今年準優勝だった金足農業の吉田投手のような存在は生まれていない。分業制にして、それがルールとして決まっていたら金足農業は甲子園にも出ていないかもしれないし、地区予選すら勝ち上がれなかったかもしれない」と高校野球に現実に存在する“格差"に言及。

「彼らは甲子園に人生をかけている。小さいころから甲子園で一番になるために野球をしてきて、特にピッチャーになるような子は“俺がこのマウンドを守って勝つんだ"といった思いを持っている子が多いと思う。そういう子供たちが高校球児になって、夢がかなって甲子園に出る。そこは勝負の場。自分の力で勝ちにいきたいと思うのは当たり前だし、しようがないと思う」とジャンルは違えど勝負の世界で生きてきた者の視点で話した。

 そして「8割超の人が球数制限に賛成するのはもちろんだと思うが、球児は甲子園に人生を燃焼しに来ている。そういった当事者たちの思いというものをくみ取ってもらいたい気はする」と話したうえで「準々決勝以降は試合の間隔を空けるということはしてもいいと思う」と提案した。

 同番組は、元総合格闘家の髙田延彦氏と「バイキング」(フジテレビ系)などでコメンテーターを務める元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏が「今現在、高田延彦が気になっている時事ネタ」を徹底討論する生ワイドショー番組。

「FRESH!」で月曜の21時から不定期で配信中。次回は9月3日21時から配信される。