爆笑問題が30周年で単独ライブ「また30年後に!」



 今年コンビ結成30周年を迎えた爆笑問題が8月30日から3日間、港区のEX THEATER ROPPONGIで「爆笑問題30周年記念単独ライブ『O2-T1』」を開催した。会場いっぱいの観客は、新旧のさまざまな時事ネタを全編に散りばめたコントにじっと耳を傾けながら、ぷっと吹き出したり、ニヤニヤしたり、大きな笑い声をあげ手を叩いて喜んだ。

 追加公演を含めて3日間4公演で行われた単独ライブ。太田光がラジオで「コントをやります」と宣言していたとおりだが、全編がコントだった。場面や設定の異なるコントが、数を重ねていくほどにつながっていき、最終的には時空を行き来する長編のようになった。そのなかで太田は刑事や医者、さらには“田中裕二の遺伝子”になったり。ときには傷を負いながら見えない敵と戦いもした。どんどん変化していくシチュエーションに田中裕二はいつも以上に右往左往、突っ込んだり、踊ったりと大忙し。ネズミのキャラクター「爆チュー問題」も登場した。


 初日30日「爆チュー問題」で締めくくると田中は開口一番「汗かいたー」。2人で「あっという間の30年」と振り返ると、太田は「今回ちょっとね……さくら(ももこ)先生にも見てもらいたかった」。2人は爆チュー問題としてちびまる子ちゃんとコラボしアニメ『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマ「アララの呪文」を担当していた。

  ライブに向けて1カ月毎日練習していたそう。「ノイローゼですよ」という太田に、田中が「そのノイローゼのさなかで、あの報道があったからね」と笑うと、客席がドッと沸いた。太田は「……あー、助けられたところもありました」。田中もライブの前日にプチ炎上したと明かし、「我々マッチポンプみたいになっていますね。自分でネタを作って自分で漫才にしてる。すべては片玉から始まってる」と、感慨深げだった。

 最後に太田は「また30年後に!」。田中は「……83だよ!?」と突っ込み、幕を下ろした。