女子アトム級の新星・高梨knuckle美穂がデビュー戦でKO勝ち【9・1 KHAOS】

猛打で福原を沈めた高梨(撮影・上岸卓史)
3Rに猛打で福原を沈める

 K-1グループ第3のブランド「KHAOS.6」(9月1日、東京・新宿FACE)で行われた「KHAOS ROYAL」で高梨knuckle美穂が予告通りKOでデビュー戦を飾った。

 KHAOSは大会ごとに「出場選手が10代だけ」「優勝者が賞金総取りのトーナメント」「関東vs関西」といったさまざまなコンセプトのもと大会を開催。今回は旗揚げ戦で行われた、前日に抽選で対戦相手を決定する「KHAOS ROYAL」が男女2階級で行われた。

 高梨は女子アトム級の第1試合で福原優と対戦。

 1R序盤から高梨は左右のフックの連打で福原を追い込む。右フックが顔面をとらえ、福原をぐらつかせる場面も。福原もカウンターの左フックを繰り出すも高梨が手数で圧倒する。

 2Rに入っても高梨のプレッシャーは止まらない。福原もパンチを繰り出すが、高梨が手数、威力でも圧倒する。3Rには福原が狙いすました前蹴りを高梨の顔面にヒットさせると一瞬、動きの鈍った高梨だがすぐに蘇生し再びパンチを放ち続ける。福原が再度前蹴りを放ったところに高梨がカウンターの右フック一閃。なおもコーナーに追い詰め、パンチの連打を放つと福原は崩れるようにズルズルとダウン。レフェリーがカウントの途中で試合を止めた。
KHAOS初陣を飾ったチャン・リー(左)(撮影・上岸卓史)
チャン・リーがテキサス・アユミに判定勝ち

 第2試合はテキサス・アユミvsチャン・リー。

 1Rからテキサスがプレッシャーをかけとにかく前へ。パンチの連打でペースを握る。リーもローキックでテキサスを止めにかかるが、テキサスの勢いは止められない。2Rに入るとリーはパンチにヒザも出始め試合は一進一退の展開に。テキサスは変わらず前に出続けるが、クリーンヒットは少なく、判定の難しいラウンドが続いた。本戦は判定となり、1人が30-28でテキサスを支持したものの、残る2人は29-29、30-30でドロー。試合は延長ラウンドに突入した。

 ここでもプレッシャーをかけて前に出続けるテキサスに対し、リーもパンチで応じ、激しい打ち合いとなったが、リーが有効打で上回り、今度はジャッジ3者とも10-9でリーを支持。判定でリーが勝利を収めた。
C-ZUKA (左)は長い手足を利した攻撃を見せた(撮影・上岸卓史)
C-ZUKAは豊嶋里美に逆転勝利

 第3試合はC-ZUKA vs 豊嶋里美。1R開始からパンチを振って前に出る豊嶋。そこに不要にヒザを出したC-ZUKAに豊嶋の右フックがドンピシャのタイミングで決まり、最初にダウンを奪う。

 立ち上がったC-ZUKAになおも向かっていく豊嶋。これをプッシングで離し蹴りを放ったC-ZUKAだったが転倒した豊嶋に当たってしまい、試合は中断。C-ZUKAには注意が与えられてしまう。
 
 再開後もアグレッシブに攻め込む豊嶋に手を焼くC-ZUKAだったが、徐々に盛り返し2、3Rはパンチの連打にハイキックで攻め込むと豊嶋は防戦一方に。それでも豊嶋はリーチを生かしたC-ZUKAの攻撃を阻止すべく距離を詰めてパンチを放っていくが、キャリアで勝るC-ZUKAは距離を取っては攻撃を繰り出していく。

 試合は判定となったがジャッジ3者とも28-28で延長に。延長ラウンドに入ると豊嶋は最後の力を振り絞りパンチを当てていくがC-ZUKAも2、3R同様長いリーチを生かした攻撃を繰り出し、手数でも豊嶋を凌駕する。

 ここでも決着はつかず判定となったがジャッジ3者が10-9でC-ZUKAを支持した。
MVPは高梨が獲得(撮影・上岸卓史)
MVP獲得の高梨がKrush参戦をアピール

 abema TVから10万円のボーナスが与えられるMVPには高梨が選ばれた。

 高梨は「会見でKOすると言っていたので、ちょっと手こずっちゃったんですけど3Rで有言実行ができて良かった。次はkrushのリングで戦いたい。アトム級のベルトを最短で取りたいと思っているので、よろしくお願いします」とアピールした。
「KHAOS.6」(9月1日、東京・新宿FACE)
[プレリミナリーファイト第1試合/KHAOSバンタム級/3分3R]
〇(マッハキックボクシングジムプラス)ISSEI(判定3-0=30-28、30-27、30-27)篠原広耀(優弥道場)●

[プレリミナリーファイト第2試合/KHAOSフェザー級/3分3R]
〇(K-1 GYM横浜infinity)龍斗(判定3-0=29-28、29-28、29-28)内田晶(チームタイガーホーク/拳聖空手)●

[第1試合/KHAOS ROYAL/KHAOS女子アトム級/2分3R・延長1R]
●(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)福原優(3R1分30秒、KO)高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)〇

[第2試合/KHAOS ROYAL/KHAOS女子アトム級/2分3R・延長1R]
●(STURGIS新宿ジム)テキサス・アユミ(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦1-0=30-28、29-29、30-30)チャン・リー(CLUB E.D.O)〇

[第3試合/KHAOS ROYAL/KHAOS女子アトム級/2分3R・延長1R]
〇(T-GYM)C-ZUKA(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦0-0=28-28、28-28、28-28)豊嶋里美(TEAM OJ)●

[第4試合/KHAOS ROYAL/KHAOSスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
〇(クロスポイント吉祥寺)鈴木宙樹(1R1分16秒、KO)中條弘之(谷山ジム小田原)●

[第5試合/KHAOS ROYAL/KHAOSスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
〇(WSRフェアテックス西川口)優谷(2R2分23秒、KO)聖(フォルティス渋谷)●

[第6試合/KHAOS ROYAL/KHAOSスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
●(K-1ジム総本部チームペガサス)川口拓真(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦0-0=29-29、29-29、29-29)横山朋哉(リーブルロア)〇