優谷が復活KO勝利でMVP獲得【9・1 KHAOS】

優谷(右)のパンチが聖を襲う(撮影・上岸卓史)
2Rに聖から2度のダウンを奪う

 K-1グループ第3のブランド「KHAOS.6」(9月1日、東京・新宿FACE)で行われた「KHAOS ROYAL」で優谷が聖を2RKOで破り、MVPを獲得した。

 KHAOSは大会ごとに「出場選手が10代だけ」「優勝者が賞金総取りのトーナメント」「関東vs関西」といったさまざまなコンセプトのもと大会を開催。今回は旗揚げ戦で行われた、前日に抽選で対戦相手を決定する「KHAOS ROYAL」が男女2階級で行われた。

 男子はスーパー・フェザー級で開催。優谷はその第2試合に出場した。

 1Rは探り合いから優谷が左のロー、インローから徐々に試合を組み立てていく。聖がパンチを繰り出すも、優谷は右フックから左ボディー、右ボディーから左フックと多彩なパンチで翻弄する。

 2Rに入っても優谷の優勢は変わらない。聖はサウスポーの優谷の左のパンチに対応できず、ロープに詰められると左ストレートを連発で浴び、ダウンを喫する。

 なんとか立ち上がった聖だったが、優谷は左ストレートから右フック、とどめの左ストレートでダウンを奪い2R2分23秒、KO勝利を収めた。

 大会後にMVPを授与された優谷は「もっと強くなってきます」とコメント。今年2月には西京佑馬に完膚なきまでにやられてしまった優谷だったが、今回の勝利は復活への大きなきっかけとなりそうだ。
衝撃KO勝ちを収めた鈴木(撮影・上岸卓史)
鈴木宙樹は1R1分16秒、右ストレート一発でKO勝ち

 男子の第1試合では鈴木宙樹と中條裕之が対戦。鈴木が1R1分16秒、KO勝ちした。

 序盤の蹴り合いでは互角の動きを見せた中條だったが、鈴木はその中條の左ローに右ストレートをカウンターで合わせ一発で試合を決めた。

メーンの激闘を制したのは横山(右)(撮影・上岸卓史)
メーンは判定も横山と川口が大熱戦を展開

 メーンイベントとなった男子の第3試合は川口拓真と横山朋哉が対戦。延長にもつれこむ接戦の末、横山が判定勝ちを収めた。

 1Rから闘志をむき出しに激しく打ち合う2人。しかし終盤、横山がパンチをまとめ主導権を握る。

 2Rは横山が左ハイ、飛びヒザ、左ストレートと威力満点の攻撃を繰り出すと川口もフックにボディーブローで応戦。しかし徐々に川口のボディーブローが横山を削っていく。3Rに入ると川口がホールディングで警告を受けるがそれでも前進を止めず、左右のボディーブローを繰り出していく。この執拗なボディー打ちが効いてきたか、口が空く横山だったが、ラウンド終盤にはハイキック、ストレートで反撃を見せた。

 3Rを戦い判定はジャッジ3者とも29-29。延長戦も距離を詰めボディーを狙う川口に対し、横山はバックブロー、飛びヒザを繰り出し反撃。そして前に出る川口にカウンターの右フックを決める。最後まで互角の打ち合いを見せた2人だったが、今度はジャッジ3者とも10-9で横山を支持。横山が激闘を制した。
「KHAOS.6」(9月1日、東京・新宿FACE)
[プレリミナリーファイト第1試合/KHAOSバンタム級/3分3R]
〇(マッハキックボクシングジムプラス)ISSEI(判定3-0=30-28、30-27、30-27)篠原広耀(優弥道場)●

[プレリミナリーファイト第2試合/KHAOSフェザー級/3分3R]
〇(K-1 GYM横浜infinity)龍斗(判定3-0=29-28、29-28、29-28)内田晶(チームタイガーホーク/拳聖空手)●

[第1試合/KHAOS ROYAL/KHAOS女子アトム級/2分3R・延長1R]
●(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)福原優(3R1分30秒、KO)高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)〇

[第2試合/KHAOS ROYAL/KHAOS女子アトム級/2分3R・延長1R]
●(STURGIS新宿ジム)テキサス・アユミ(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦1-0=30-28、29-29、30-30)チャン・リー(CLUB E.D.O)〇

[第3試合/KHAOS ROYAL/KHAOS女子アトム級/2分3R・延長1R]
〇(T-GYM)C-ZUKA(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦0-0=28-28、28-28、28-28)豊嶋里美(TEAM OJ)●

[第4試合/KHAOS ROYAL/KHAOSスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
〇(クロスポイント吉祥寺)鈴木宙樹(1R1分16秒、KO)中條弘之(谷山ジム小田原)●

[第5試合/KHAOS ROYAL/KHAOSスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
〇(WSRフェアテックス西川口)優谷(2R2分23秒、KO)聖(フォルティス渋谷)●

[第6試合/KHAOS ROYAL/KHAOSスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
●(K-1ジム総本部チームペガサス)川口拓真(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦0-0=29-29、29-29、29-29)横山朋哉(リーブルロア)〇