戸澤陽が無念のタップアウト。王座遠のく【WWE 205 Live】

序盤こそ優勢に試合を進めた戸澤(右)だったが…(©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

アレクサンダーvsグラックのクルーザー級王座戦が次週開催
 WWEのクルーザー級を舞台とする「205 Live」(現地時間9月11日、ルイジアナ州ラファイエット)で戸澤陽がクルーザー級王者のセドリック・アレクサンダーとタッグを組んで、ドリュー・グラック&ジャック・ギャラハー組と対戦した。

 戸澤は騙し討ちパンチをグラックに決めると、サッカーボールキック、セントーン、さらにオクトパスホールドと得意の攻撃パターンで攻め込んでいく。

 しかし、グラック&ギャラハーの巧みなチームワークに翻弄された戸澤とアレクサンダーはフィニッシュに持ち込むことができない。最後は戸澤が得意のダイビングセントーンを自爆すると、ギャラハーのヘッドバット、さらに交代したグラックにドラゴンスリーパーを決められて無念のタップアウト負けを喫した。

 試合後、ドレイク・マーベリックGMは次週に王者アレクサンダーとグラックのクルーザー級王座戦を行うことを決定した。

 戸澤は大阪大会で王座奪取失敗。この日はグラックに敗戦とタイトル戦線から一歩後退した。

ステージ上からアリを挑発するヒデオ(©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

ヒデオ・イタミが抗争中のアリを挑発「お前がいなくて寂しかったよ」
 ヒデオ・イタミは抗争中のムスタファ・アリと激しい挑発合戦を繰り広げた。

 この日、アリが格下相手のシングルマッチに臨むと、試合開始直前にヒデオがステージに登場。先月の205 Liveでアリを痛めつけて勝利したヒデオは「お前がいなくて寂しかったよ。体調良くなっているといいな。グッドラック」と不敵な笑みを浮かべながら挑発する。

 アリは試合中、ヒデオを気にしながらもスーパーキックからトルネードDDTを決めると、最後はヒデオに見せ付けるように054(リバース450°スプラッシュ)を豪快に決めて快勝した。この勝利にヒデオはあざ笑いながら拍手を送ると、アリもヒデオを指差してヒートアップ。2人の遺恨は深まる一方となった。