肉マイスターが語る、和牛特化のフードフェス「東京和牛ショー」の魅力!

ラジオパーソナリティーなどを本業としつつ肉マイスターとしても活躍する田辺晋太郎さん
 日本が世界に誇る和牛。その魅力を存分に堪能できる、和牛に特化したフードイベント「東京和牛ショー2018」が17日まで日比谷公園にて開催中。全国各地から肉グルメの名店などが集い、和牛を使った多彩なメニューを展開する。

 目玉の1つが、肉マイスター”田辺晋太郎氏プロデュースによる3つの人気店の会場限定メニュー。「本イベントの話を伺い、いろいろなフードイベントがあるなかで和牛に特化している点がユニークで面白いなと思い、クオリティー最優先を条件に参加させていただきました。今回僕は、これまで本イベントに出店していない3店舗にお声がけして、会場限定の和牛メニューを作っていただいています」と田辺さん。
焼肉大貫の「秘伝!大貫ダレ焼肉丼」
 その1つは、浜松にある老舗焼肉店の秘伝のタレを受け継ぐ新宿の焼肉大貫。「今、タレ焼肉のブームが復活してきているんですが、それを牽引しているお店です。デパートの催事などでは2500円の焼肉弁当を出品されるんですが、今回はフードフェスということもあり、特別に肩ロースとホルモンの丼ぶりを作っていただきました。秘伝のタレをしっかり絡めた和牛のホルモンと柔らかい肩ロースを、新潟のかやもり農園が作る特別なコシヒカリのご飯に乗せました。肉とアブラのうま味がタレでさらに引き立ち、炭水化物ダイエットをしている人でもお代わりをしてしまうご飯の甘みと1つになる、禁断のメニューです(笑)」

 西麻布の創作和食ダイニング、霞町三○一ノ一は神戸ビーフの肉寿司を提供。「神戸ビーフのステーキを食べるとなるとかなり高価になりますが、肉寿司として3貫1500円で提供しているので、神戸ビーフならではのうま味や品質をステーキよりも気軽に味わっていただければ。和食のお店が、すし酢から考えて握った肉寿司はやはり別格です」。中目黒の焼肉鍋問屋 志方は黒毛和牛のサイコロステーキを提供。「ひと口、噛むと肉のうま味がいっぱいに広がります。タレも試行錯誤の末、パンチがありつつ肉そのものの風味を邪魔しない、絶妙な味に仕上げていただきました。使っている肉は経産牛ですが、実は出産後も良好に飼育された経産牛は味が濃くておいしいんです。そういった肉の特徴を最大限に生かしたメニューになっています」
霞町三○一ノ一の「日本三大和牛!神戸ビーフの極上握り寿司」
 各地の有名人気店とつながり、肉マイスターとして肉の魅力を伝えている田辺さん。「僕は、気になったお店を次々と食べ歩くのではなくて、ここと思ったらそのお店に何度も通うタイプ。1回行って“おいしかったハイ次”では、その店の真価は分からない。そしておいしいと思ったら、なぜこんなにおいしいんだろう、別の調理方法だったらどうなるんだろうといろいろ考えてみて、それを作り手にも伝えます。面倒くさい客かもしれません(笑)。でも僕も何年も各地の肉を食べてきた情熱がありますから、本気でおいしいものを作りたいと思っている作り手とは熱く話せる間柄になりますね。肉マイスターとして今後もこういった機会を通して、作り手や生産者の思いをお伝えしていきたいと思っています」
 肉それぞれの特徴を生かし、より大切に和牛を味わうことが、和牛の枯渇化などの課題解決にもつながるはず、と田辺さん。和牛のおいしさを堪能しつつ、その奥深さと可能性も感じてみては。