追加対戦カードはeスポーツでの日韓戦【9・30 RIZIN】

会見に登壇した門澤氏、原田氏、榊原氏(左から)
「鉄拳7」で日韓戦

「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードが9月21日、幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2018」内で発表された。

 この日、バンダイナムコエンターテイメントブース内のステージで行われた会見にはRIZINの榊原信行実行委員長、株式会社バンダイナムコエンターテインメント「鉄拳」シリーズチーフプロデューサーの原田勝弘氏、フジテレビ「いいすぽ!」チーフプロデューサーの門澤清太氏の3人が登壇。

 榊原氏の口から人気格闘ゲーム「鉄拳7」によるeスポーツの試合が行われることが発表された。

「RIZIN.13×TRKKEN7 SPECIAL MATCH」と題された試合は韓国人3名と日本人3名による星取形式による団体戦。

 このカードについては榊原氏の「競技者としてトップアスリートに出てきてほしい。そしてナショナリズムをぶつけあえる試合にしてほしい」という要望から日韓のトップ選手を選抜しての日韓戦が実現した。
順次カードが発表された
紹介VTR、花道での入場と通常の試合のフォーマットで開催

 榊原氏は「他の選手と同じように鉄拳のアスリートにも競技者として参加してもらう。試合は第6~7試合あたりに組み、紹介VTRから花道での入場を含めて、通常のRIZINの試合のフォーマットをそのままあてはめる」と話し「世界初の試み。eスポーツの未来が垣間見られるかもしれない。ファンが熱狂できるような準備をして臨みたい」と話した。

「鉄拳」シリーズは累計本数4700万本を誇る格闘ゲームでは売り上げ№1の人気ゲーム。「鉄拳7」だけでも300万本を突破。今年で24年目を迎え、ギネス認定されるなどもっとも長く続く3D格闘ゲームだ。

 今回の試みはフジテレビのeスポーツ番組「いいすぽ!」とも連携。同番組は2016年から始まった2時間の生のeスポーツ番組。現在、フジのCSチャンネルで放送中なのだが、10月から木曜深夜で地上波のレギュラー放送が開始。その第1回目の放送で今回の試合が放送される予定となっている。
キービジュアルも発表
反響次第で今後eスポーツの試合が増える可能性も…

 榊原氏は会見後の囲み取材で「実験的なチャレンジ。余興的に休み時間にやるのではなくて、しっかりeスポーツのトップアスリートをリスペクトして一つの試合として行う」と改めて話した。

 そして「格闘技をきっかけにゲームを、ゲームをきっかけに格闘技をというようにそれぞれ持っているファン層をシェアすることになるのかなと思う」とコラボによる相乗効果を期待した。

 また「9月30日の反応を見て今後eスポーツにどうかじを切るかは判断する」としつつも手ごたえは感じているようで「今後、鉄拳のトップアスリートの試合を見たいというお客さんが来るかもしれない。反響によっては今後eスポーツの試合が増える可能性もある。リアルに戦っている選手にとっては競争相手が増えることになるかもしれない。ゲームのトップアスリートに結果も人気も稼ぎも負けないでほしい」と話した。

 RIZINでは女子の試合が増えた分、男子の試合が減ったり、キックの試合が入った分、総合の試合が減るということが起こっているが、今度はeスポーツの試合が増えた分、リアルに戦う試合が減るということが起こるのか…。

 とにもかくにも9月30日の大会でこの試みがどのような熱を生み出すことができるのかに注目が集まる。
「RIZIN.13×TEKKEN7 SPECIAL MATCH」韓国vs日本
◆第1試合
シャネルvsタケ
◆第2試合
クダンスvsノビ
◆第3試合
ニーvsノロマ