難敵スタウロスを破った皇治が「こっちは俺とタケポンで盛り上げよう」【9・24 K-1】

皇治のミドルがスタウロスを襲う(撮影・荒木理臣)
「俺が天心、堀口、相手にしたってもええで」と禁断の名前を連発

「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)のスーパー・フェザー級スーパーファイトで皇治がスタウロス・エグザコスティディスと対戦。延長にもつれ込む接戦の末、2-1の判定で勝利を収めた。

 強打のスタウロスに対し、皇治はパワー負けすることなく真っ向から打ち合い、一進一退の攻防が続く。皇治のピンチには会場から大「皇治コール」が沸き上がり、それに鼓舞されるように皇治も反撃。ジャッジが難しいラウンドが続き、本戦は1人が30-29で皇治を支持したものの、残る2人が30-30で延長ラウンドへ。

 ずっと蹴り続けてきた皇治のローが効き始めたか、スタウロスの動きが鈍り始め、打ち合いの中でマウスピースを吐き出してしまう。それでも最後まで打ち合った2人。判定は2人が皇治を支持。12月の大阪大会での武尊戦実現を目指し負けられない皇治が執念で際どい勝負をモノにした。

 皇治はこの日、9月18日に急逝した山本“KID”徳郁さんの入場テーマで入場したのだが、試合後のマイクで「今日は魔裟斗さんと盛り上げはったKIDさんが亡くなられて、リスペクトしているから入場曲を使わせてもらいました。KIDさんに1つでも安心してもらえるように。天心vs堀口、ええやないの、じゃあ俺はタケポンとこっちはこっちで盛り上げよう。でも俺はいつもリスペクトしてるから結構ああやって相手に言います。だからスタウロスくんには感謝してます。でも12月は本気出します。そして俺が天心、堀口、相手にしたってもええで。そういうことでありがとうございます。K-1最高!」と禁断の名前を口にしたうえで、武尊の決め台詞をぱくって締めくくった。
(撮影・荒木理臣)
武尊の「中途半端な勝ち方」発言には「オマエもキューピーと判定やろ」

 試合後の会見では「ちょっと疲れたっすね。K-1が延長なんかさせるから(笑)。3Rでええやろ、って。寿命が縮みますね。ちんちくりんの割にはえらいパンチがあって、珍しく効いた。これは大雅のお坊ちゃんも吹っ飛ぶわ、って。これで間接的にリベンジ達成ですね」などと試合を振り返った。

 武尊の試合と試合後に「中途半端な勝ち方で俺の名前を出してるんじゃねえ」と口にしたことについては「シャワーしてて見られへんかったけど、そりゃ勝つやろって。試合のあと、“しょうもない試合して”みたいなこと言ってたみたいですけど、オマエもキューピーと判定やろって。まあ、12月、見てもらったら分かるように、オレには最高のファンがたくさんおるから。その最高のファンとともにタケポンのすべてを奪いにいってやろうと思ってます。オレは天才じゃないし、地べたから這い上がってきて。いまやK-1、しょってると思ってる。12月もオレがおらな開催できないと思ってるし。12月、ずっとタケポンとやるって決めてるから。12月は本気出しますよ。みなさん、期待しててください」と早くも12月の大阪大会に向けて走り出した。
この日はKIDさんをしのび献花台が設置された(撮影・荒木理臣)
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)

◆プレリミナリーファイト第1試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R
◯小倉尚也(スクランブル渋谷)(1R38秒、KO)リョウタ(鷹虎ジム)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/K-1ライト級/3分3R
◯東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定2-0=28-28、29-28、30-27)瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)●

◆K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -55kg決勝戦/2分3R・延長1R
●笠見瑠伊(茨城/鹿島学園高校2年)(3R33秒、KO)多久田和馬(神奈川/岸根高校1年)◯

◆K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -60kg決勝戦/2分3R・延長1R
◯山浦力也(長野/佐久平総合技術高校3年)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)清水隆誠(大阪/美原高校3年)●

◆K-1甲子園2018 ~高校生日本一決定トーナメント~ -65kg決勝戦/2分3R・延長1R
◯近藤魁成(大阪/西成高校2年)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)大庭龍華(東京/練馬工業高校1年)●


◆第1試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
◯RUI(K-1ジム蒲田チームキングス)(3R2分49秒、KO)古田 太一(ポルティファミリアジム)●

◆第2試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
●OD・KEN(ReBORN経堂)(EX1R39秒、KO/本戦判定0-1=29-29、30-29、29-29)シナ・カリミアン(WSRフェアテックス・イラン)◯

◆第3試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
◯K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)(1R2分37秒、KO)ブライアン・ミクグラス(上州松井ジム)●

◆第4試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
◯杉本 仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(判定3-0=30-29、29-28、30-28)アンドレ・グロース(Firewalker Gym)●

◆第5試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
●上原 誠(士魂村上塾)(1R1分5秒、KO)ブバッカ・エル・バクーリ(Siam gym)◯

◆第6試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)スアレック・ルークカムイ(STURGIS新宿ジム)◯

◆第7試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
◯安保瑠輝也(team ALL-WIN)(3R44秒、KO)林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆第8試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
●小澤海斗(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)(判定0-3=27-30、27-30、27-30)芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス)◯

◆第9試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
◯シナ・カリミアン(判定3-0=30-27、30-28、30-27)K-Jee●

◆第10試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●杉本仁(2R1分40秒、KO)ブバッカ・エル・バクーリ◯

◆第11試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
◯皇治(TEAM ONE)(延長判定2-1=9-10、10-9、10-9/本戦判定1-0=30-29、30-30、30-30)スタウロス・エグザコスティディス(Nasos/Mejiro Gym)●

◆第12試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
◯武居由樹(POWER OF DREAM)(1R1分42秒、KO)アクラム・ハミディ(Team Valente)●

◆第13試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
◯武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(1R2分9秒、KO)ダニエル・ピュータス(Ultimatum Fight School)●

◆第14試合/K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
◯シナ・カリミアン(判定2-0=29-28、28-28、29-28)ブバッカ・エル・バクーリ●