那須川天心が一夜明け会見で本音ポロリ「試合がなくならないかと一瞬思った」

がっちり握手を交わした天心と堀口
再戦については「もう敵としては見たくない」

「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の一夜明け会見が10月1日、東京都内で開催された。

 一夜明け会見は通常、勝利した選手が出席するのだが、この日は那須川天心と戦い、判定負けした堀口恭司も登壇。榊原信行RIZIN実行委員長を挟み、那須川と並んだ。

 那須川はその堀口との対戦を振り返り、「昨日は夢のような時間だった。RIZINじゃないとこういうことができない。しかも相手が堀口恭司という素晴らしい選手じゃないとこういう熱は生まれなかったと思う」と試合を振り返り「自分はこれから格闘技に人生を捧げたい。日本の格闘技を精いっぱい盛り上げて行くつもり」と決意を新たにした。

 堀口が試合後の会見で再戦を口にしていたことについては「自分は今は考えられないというか、もう敵としては見たくない」と発言。プレッシャーは相当だったようで「台風で試合順が変更になると聞いた時、試合がなくならないかと一瞬思った」と本音を吐露する場面もあった。

 一方の堀口は「負けたのにここに来てすいません。もっと強くなって帰ってきます。試合の映像は見た。3Rに回転系の技をもらっていて、あそこでポイントが分かれたかと思った」と試合を振り返った。
会見に現れた朝倉海、朝倉未来、浜崎朱加、那須川天心、榊原信行氏、堀口恭司、山本美憂、越智晴雄(左から)
浜崎朱加は大晦日での浅倉カンナ戦を直訴

 アンディ・ウィンにリベンジを果たした山本美憂は「試合内容は反省点のほうが多かったが、一応、私の師匠が言っていた勝ち癖をつけるという目標はクリアできたと思う」と話した。当日は9月18日に亡くなった山本“KID”徳郁さんを追悼する映像などが多く流れていたのだが「試合が終わるまでは見ないようにしていた。試合に勝つことしか考えていなかった」と勝利に対するあくなき執念を胸に試合に臨んでいたことを明かした。

 美憂は常々「すべてのことには意味がある」という言葉を口にするのだが、今回の勝利については「たくさん試合に出て経験を積んで勝ち癖をつけること、いろいろななかでもちゃんとリングに上げる自分を作り上げていくことについてすごい勉強になった」と話した。

 またDEEP JEWELSアトム級王者・黒辺三奈とのアトム級最強決戦といっても過言ではない一戦を制した浜崎朱加は「気持ちのいい試合ができた。一本勝ちできてうれしい。大晦日も試合をしたい。現日本チャンピオンの黒部さんに勝ったので浅倉選手とぜひ戦いたい」とRIZIN女子スーパー・アトム級トーナメント覇者の浅倉カンナとの対戦に舵を切った。

 榊原氏は「いずれにしても戦わなければいけない2人。時期については大晦日がいいのか来年がいいのかはファンの皆さんの声に耳を傾けつつ考えたい」と話した。